

格安スマホの代表格として、日本国内においても存在感抜群のASUS Zenfoneシリーズ。2016年10月にリリースされたZenfone3は、スタイリッシュ系だったこれまでのZenfoneシリーズからイメージ一新、高級感抜群。個人的にはiPhoneにだって全然負けてないと思うくらいのカッコよさです。ここでは、Zenfoneシリーズのレビューをまとめました。色んな意味で話題沸騰中のZenfone3を中心に、従来機種についても調べております。
もくじ |
Zenfone3

Zenfone3。この高級感は特筆もの。
ASUSが放つ自信作!今や格安SIMスマホの頂点とも言えるZenfone3。日本版が遂に発売されました。気になる方も多数いらっしゃることと思います。Zenfone3自体の評価は総じて「べた褒め」状態です。
【ZenFone 3(ZE520KL)】購入レビュー!コスパ抜群のSIMフリー端末でした
ASUS ZenFone 3 Wiki
シリーズ初の指紋認証やDSDSサポート、なにより高級感が増したボディがカッコイイ!
【新着記事】ASUS「ZenFone 3」レビュー!高級感あふれるガラスボディが魅力の格安スマホ|モバレコhttps://t.co/ZUJRUtKNp7
— モバレコ – Mobareco (@mobareco_jp) October 12, 2016
中でも「デザイン」と「サクサク感」は例外なしといっていいくらいの支持率です。
価格…日本版か、並行輸入品か
日本版Zenfone3発表時のデメリット評価といえば、ほとんどが海外版との価格差に関するものでした。
一覧表にされてみると、確かに結構な差です。
日本版Asus Zenfone 3のボッタクリぶりが一目瞭然な価格比較表
ZenFone3を発売前に安く購入する方法です!
【ZenFone3】国内モデルよりAmazon並行輸入品の方が安い現象が発生! – あんこぱんのつぶやき https://t.co/D8cVA3en77— あんこぱん (@ankopan01) October 2, 2016
価格差の主な要因は
- au VoLTE対応
- 技適マーク取得
- ATOKプリインストール
- 日本国内のMVNO(格安SIM)のAPN(アクセスポイント)設定対応
- 日本国内サポートを充実させるため
と言われています。にしても、性能に関係のないところでケチがついてしまう結果となってしまいました。ものがいいだけに残念です。事態を重く見たのか、ASUSJapanのtwitter発言でこんなのがありました。
@takemotonoriaki 価格に関してましては、沢山のご意見をいただきました。こちらは、真摯に受け止めさせていただきます。
— ASUS JAPAN (@ASUSJapan) September 29, 2016
今後の値下げに期待です!
一方で、日本版発売を待ちきれないユーザは台湾版を入手されており、レビューもたくさんあります。一部細かな違いはあるものの、ハードウエア的にはほとんど問題ありません、という感じです。
ASUS ZenFone 3(ZE552KL)(台湾版と輸入ストア版)とASUS ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL)を比較する話
【ASUS】日本版ZenFone 3と台湾版ZenFone 3の違い
- 日本語の表示:設定言語に日本語がある。一部中華系フォントになるものの、問題となるレベルではない
- 日本語入力:ATOKがなくてもGoogle日本語入力インストールで対応可
- au VoLTE対応問題:アップデートで対応可能(auの3G回線による通話は不可)
現状、使い勝手、仕様ともに日本版とほとんど変わらない状況になっていて、並行輸入品を購入するユーザも多いと聞きます。価格だけで考えるとそういう選択肢になるのでしょうが、問題がないわけではありません。
技適マーク問題
技適マークとは、簡単に言うと「 日本国内で電波飛ばしていいですよ」と国が認可した電波使用機器に付与されるマークのことです。日本版Zenfoneには当然ながら付与されていますが、並行輸入品にはないため、日本国内での使用は明らかな「電波法違反」です。国内の電波環境に重大な損害を与えた場合、罰金刑または懲役刑が科されます。
とはいえ、日本版と並行輸入品の仕様差はほとんどありませんので、使用することによって周囲に物理的な電波障害を加えてしまう可能性はほとんどないと言えます。また、外国人観光客が本国から持ってきた技適マークなしスマホの使用は許可されていて、法自体の曖昧さを感じます。
スマホやWi-Fiはおろか、ケータイすらなかった昭和25年に制定された法律であり、法が現状に追いついていないと言えばそれまでですが、法は法。悩ましい問題です。
ASUSのサポートポリシー
ASUSは、並行輸入品の日本国内サポートはしないと明言しています。
並行輸入品についてのご注意-ASUS JAPAN
機嫌よく使えている間はいいですが、故障してしまうと本国のASUSでサポートを受けるしかなくなり、いろいろと厄介です。一部代理店で本国ASUSとのやりとりをしてくれるという情報もありますが、地域が非常に限定されています。また、不具合情報も結構あがってきています。
既知の不具合 – ZenFone 3(ASUS)まとめWiki
2016年10月現在、最早デビューの台湾版ですらリリース後まだ3ヶ月。今後、Androidのアップデートや新規アプリ導入によって、どんな不具合が発生するか未知数です。ハード系の不具合も、今後もっと出てくることが考えられます。並行輸入品が日本版より安いとはいえ高い買い物に変わりありませんし、値段を取るか安心を取るか、購入にあたってはよくよく考えねばならないですね。
Zenfone2/GO

ZenfoneGO。これが2万ちょっととは…!
Zenfone3が圧倒的な存在感を示しているとはいえ、いわゆるミドルレンジといわれるZenfone2/GOも、格安スマホとして健闘しています。もちろん、安いだけじゃありません。比較的最近のレビューを紹介します。まずはZenfone2から。
電池の減りが早い以外はコスパトップクラスとの評価です。なお、SIM装着の際背面ケースを取り外さなければなりませんが、かなり固くてなかなか外せないようです。
続いてZenfoneGO。実売2万円ちょっとの超低価格スマホです。
ZenfoneGoを購入したので実機レビュー。SIMフリースマホの大本命
価格の割には高性能、大満足とった感じです。この「価格の割に」という枕詞、今やZenfone評価においては、すっかり定着した感がありますね。
まとめ
Zenfoneシリーズのレビュー関係をいろいろと調べてみてすごく感じたのは、総じて「かっこよさ」「コスパ」が高評価で、端末そのものへの批判はほとんどないということです。不具合やメーカ対応などマイナス面はゼロではないものの、端末への高評価は疑いのないところです。
以前は安かろう悪かろうな扱いを受けていた格安スマホ。Zenfoneシリーズの登場で、そんなイメージはもはや過去のものとなりました。MVNO(格安SIM業者)とのタッグで、その存在感はますます大きくなってきています。3はもはや格安ではないものの、コスパと高級感を見事に両立した機種であると言えます。
Zenfone3の国内価格については物議をかもしましたが、それでもiPhoneなどと比べるとまだまだ安価。個人的には、性能と代価を正当に比べてあげたい気持ちでいっぱいですし、間違いなくお得なスマホです!
おまけ
おまけとしてASUSのZenFoneがSIMカードとセットで購入できるMVNOをご紹介いたします。
「ASUSのZenFoneが欲しい!」という方はぜひ一度ご検討ください。
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