

携帯電話は2010年ごろまでガラケーが主流でしたが、今ではほとんどの人がスマホを利用しています。二つ折りなどのガラケーは年々販売台数が減ってきています。携帯の主流がガラケーからスマホに変わるにつれ、使われ方も変わってきました。
ガラケーでは電話やメールが主な利用でしたが、スマホが登場するとノートパソコン並みのスペックや様々なアプリが装備されたことにより、インターネットが主に利用されるようになってきました。
メイン利用がインターネットになり、料金プランも様々に
ガラケーの頃からインターネットを利用する人は一定数いて、そういう人向けにパケット定額サービスがありましたが、スマホの利用者が多くなるにつれインターネットの利用者が増えたため、通信の料金形態がパケット定額からアメリカのように従量制に変わりました。
今は大手キャリアからユーザーの使い方やその利用頻度に合わせた様々な細かいプランが登場しています。また、通話の料金形態についても変化があり、3年前に各大手キャリアから「通話かけ放題プラン」が登場しました。
これはスマホをインターネットで利用する人が増えてきて、LINEやスカイプなどの様々な通話アプリも登場してそれを利用する人が増え、通常の電話を利用する人が減っていったために導入されたプランです。
キャリアが販売代理店に対して「通話かけ放題プラン」に高いインセンティブ(販売契約金)を設けているため、今ではほとんどの人が加入しています。
このプランは各キャリアとも月2700円で通話がし放題というものですが、このプランに加入すると得する人と損する人が出てきます。そこで今回はどんな人が得をするのか、損をするのかについて述べたいと思います。
「通話かけ放題プラン」をお得に利用
ガラケーの頃の料金体系は基本使用量とプラン形式の組み合わせでしたが、今は音声通話のかけ放題とパケット容量に変わりました。インターネットをする人が増えたため、パケットは使い放題のプランからアメリカのように使用量に応じて金額を細かく設定されるようになりました。
ユーザーは月にどれくらいネットを使うかにより、1GB〜30GBの間で容量プランを選ぶことができるようになり、ほとんどの人は、ひと月にどれくらい通話をするかを考えて音声通話プランを決めていたのではないでしょうか?
最近では通話品質が3Gから4G回線に進歩し、voLTEという4Gよりさらに優れた回線を利用できる機種も出ています。それにより高品質な音声通話、電話の呼び出し時間の短縮、さらに音声通話と高速データ通信を同時に利用することが可能になりました。
さらに「通話かけ放題プラン」ならではのサービスやキャンペーンもあります。各キャリアとも時期によって変わりますが、「通話かけ放題プラン」を契約すると、たとえばその月に余ったデータ定額パックのデータ容量を次月にくり越して使うことができるキャンペーンや、逆にデータを増量できるキャンペーン、また家族割など、様々なキャンペーンも利用できます。
「通話かけ放題プラン」に入ると損する人は?
通話かけ放題プランはどのキャリアでも月額2700円なので、もし加入するとあまり通常の電話機能を使わない人や、電話はほとんど通話アプリでする人にとっては割高になってしまいます。もったいないですね。
いまは高い音声品質と安定性を備えストレスなく使える通話アプリが増えてきていますし、たとえば慣れ親しんだ友達同士なら通話アプリで電話をすれば事足りるので通常の電話を使う必要はあまりなくなって来ています。
さらに「通話かけ放題プラン」はweb基本使用料とセットで加入することが条件なので、実質的な月の料金は「通話かけ放題プラン2700円」+「web基本使用量300円(各キャリア共通)」の3000円になります。
そのほか、「通話かけ放題プラン」に変更することで、それまで契約していた他のキャンペーンが引き継ぐことができなくなるため、ユーザーによっては従来よりかなり月額料金が高くなってしまいますので、お得とは言えなくなってしまいます。
まとめ
「通話かけ放題プラン」に加入すると、損する人について述べました。
単純にまとめますと、月に通常の電話を多く使う人はこのプランに加入すれば電話がかけ放題になりお得です。逆にほとんど電話を使わない人や、通話アプリをメインに使う人は加入すると損することになります。
各キャリアでは様々なキャンペーンをやっているので、自分のスマホの使い方にあった料金プランをいろいろ比較して検討してみてはいかがでしょうか。

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