

携帯の新規契約や機種変更をするために、ドコモのウェブサイトや携帯ショップの広告を見ると、たいていの場合「MNP」の3文字がありますよね。
MNPの意味、メリット、ドコモにMNPをする場合どうすれば安く済むのか等々、全てご存知の方は既にご利用されているでしょうから、こういった説明は不要だと思います。
しかし、現在ではスマートフォンが主流になり、高い携帯料金を、理由や仕組みがわからないままに払い続けているという方が多いのではないでしょうか。
今回はそういった方向けに、数あるキャリアからドコモでMNPを利用し、安く乗り換える方法をご紹介します。
「よく考えたら高いなあ・・・」「もっと携帯代金を安く押さえられないかな?」
そんな悩みを、この機会にMNPを利用して解決しましょう!
MNPって何?
・MNPの定義
そもそも、「MNP」とは一体何なのでしょうか。
MNPは、「モバイル・ナンバー・ポータビリティ」の頭文字をとったもので、今使っている携帯キャリアから他社に乗り換える時に、これまで使っていた電話番号を変更することなくキャリアを乗り換えることができるサービスのこと。これを使えばソフトバンクやauからドコモに乗り換える場合でも、これまで使っていた電話番号をそのまま使い続けることができます。
機種変更や、携帯会社を変える度に、新しい電話番号を友人や家族、会社へ知らせる必要がなくなり、月額料金までお得になってしまうという素晴らしい制度です。
では、その仕組みについてもう少し詳しく見ていきましょう。
・どうしてMNPだとお得なの?
ドコモにMNPした際、最も注目するべきメリットは、「料金の割引」です。
具体的な例をあげると、ドコモにはMNPによる「乗り換え専用の特別割引」があり、月々の支払いから一定額が割り引かれるのです。
機種にもよりますが、「月々サポート」の増額分として割り引かれます。
(「月々サポート」とは、購入日の翌月を一か月目とし、最大24ヶ月機種ごとに設定された一定額を毎月の利用料金から割り引くサービスのこと。)
ドコモだけでなく他社も様々なキャンペーンや割引サービスを提供していますが、なぜここまでMNPで割引を行えるのでしょう?
・どうしてMNPを売りに出すキャリアが多いのか?
MNPは、2006年に総務省が主導して導入されたもので、それまで携帯キャリア乗り換え時にあった、「電話番号が変わるわずらわしさ」を解消すると同時に、「携帯キャリア同士の競争を活発化し、価格やサービスを向上させる」という目的で導入されました。
MNPでキャリアを乗り換えると、単純に契約者数が増えるだけでなく、以前利用していたキャリアから契約者をマイナス1、そして乗り換え先のキャリアの契約者数をプラス1できる、という仕組みになっています。
これが、各キャリアが競い合うようにMNPに対する優遇を増やし、自社のユーザーを増やそうとしている理由です。
ユーザー数を増やすためにMNPで割引をすることで、他社の料金が高い!と感じていた他社ユーザーは、割引を利用して安く乗り換えることができるため、結果的にユーザーが増えますし、ユーザーも安く購入・利用できるので、両者にとってwin-winの関係が生まれます。
このようなキャリア側の意図を知っておくと、大胆な割引キャンペーンに、「なにか裏があるのではないか?」と、警戒する必要もなくなります。
そんなお得なMNP、ドコモでするメリットとは一体何でしょうか?
ドコモでMNPすると得するワケ
・MNPで利用できる割引プラン
割引額の大きさは、前述の通り「ドコモにチェンジ割」が現在行われているキャンペーンの単価としては最高値ですが、MNP向けの割引を利用しながら、下取りキャンペーンや家族割も併用可能なので、工夫次第で更に安くすることができそうです。
下取りキャンペーンは下取りする機種やキズなどの状態によって下取り金額が変わります。また、その下取り金額が、ポイントで支払われるのか、現金として値引きや支払いに使えるのか、ということについては下取りを依頼する先(オンラインショップなのか、店舗なのか)によって異なるため、希望の形態で取り扱ってもらえる下取り先をしっかりと調べておくことをお薦めします。
では、実際にドコモへのMNPはどこで手続きをするのがお得なのかを見て行きましょう。
最大限お得にMNPするために、どこで、どんな割引を受けたらいいの?
「細かいことは後でいいから、とにかくどこでドコモにMNPするのがお得なのかを教えてほしい!」
という方のために、まずは結論から言ってしまいます。
MNPによる乗り換えで最も条件がいいと言われているのは、
「ドコモオンラインショップ」です。
これを踏まえた上で、その他の方法も含め比較しながら紹介していきます。
・ドコモでMNPが行える場所の特徴とメリット
実際にMNPを利用した乗り換えを行うには、以下の4つの方法があります。
・ドコモオンラインショップ
・ドコモショップ(専売店)
・併売店(テルル等)
・量販店(ビックカメラ等)
それぞれどういった違いがあるのかを見ていきましょう。
1、
ドコモオンラインショップ
ドコモが運営する公式オンラインショップの「ドコモオンラインショップ」。
主なメリットは以下の3つです。
・在庫が充実しているため入手が早い
時期により違いはありますが店舗より充実している場合が多いです。
・店舗よりも登録や審査の時間が節約できる
パソコンを使って自動的に手続き可能なので、慣れている人にとっては手間がかからない方法だと言えます。
・基本的に24時間対応
メンテナンスなどのシステム調整時間にぶつからなければ、基本的に24時間いつでも手続き可能です。
ただし、デメリットがないわけではありません。
専売店との競合を避けるためキャッシュバックが少ない
専売店や併売店は店舗ごとに違いはありますが、各店舗一定のキャッシュバックを行っています。
ドコモオンラインショップでは、明確に「○○円キャッシュバック」という形でのキャッシュバックは今現在行われていないものの、全く割引されないわけではなく、家族割りやMNP特別割引、下取りキャンペーンなどの割引キャンペーンを随時行っているため、キャッシュバックがないからといって割高になってしまういうわけではないので安心してください。
総務省の規制によりMNP時のキャッシュバックは実店舗でもほとんど行われなくなってしまったので、この点に関しては「オンラインショップのデメリット」と言うほどではありません。
2、ドコモショップなどの専売店
「専売店」とは、一般的にキャリアショップと呼ばれている、ドコモショップ、auショップ、などの一つのキャリアに特化して販売しているお店のことです。
実は全てが直営ショップというわけではなく、ほとんどの場合は代理店経営のことが多いです。
主なメリットは以下の2つです。
・店舗数が多く、首都圏以外の場所でも訪れやすい
都心部以外の地域にお住いの方の近くにもあるのではないでしょうか。
・対面販売の為、サポートなどを受けやすく、安心感がある
パソコンやネットでの手続きに慣れていない方には、利用しやすい販売方式だといえます。
店舗数が多く、住んでいる地域にも店舗があり、アクセスが簡単、且つ対面販売である、という安心感はオンラインショップには無い安心感であり、大切なポイントではありますが、購入後のサポートや保証などについてはオンラインショップで購入した場合でも同様に受けることが可能です。
また、店舗によって変わりますが、
・基本的にキャッシュバックが少ない
店舗によって変動することがあります。
・混雑状況などにより長い待ち時間が発生する
特に新学期シーズンなどは非常に混雑します。
上記のようなデメリットがあることは押さえておくと良いでしょう。
3、併売店
「専売店」「併売店」という言葉を初めて聞いたという方もいるかもしれないので簡単に違いを説明すると、「専売店」はキャリアを1つに絞って代理店が運営しています。「併売店」はいわゆる街中の携帯ショップで、取り扱うキャリアは1つのみの場合もあれば、複数のキャリアを取り扱うケースもあるなど、様々です。
そんな併売店のメリットは以下の3つです。
・他キャリアとの比較がしやすい
自分に合ったキャリアを選びやすいというのがポイントです。
・対面販売のため、サポートなどを受けやすい、安心感がある
こちらは専売店と同様です。
・専売店に比べて時間に余裕があるため、丁寧に時間を割いて対応してくれる
複数のキャリアを取り扱っている店舗の場合はお客さんが各キャリアへ分散するためか専売店よりは時間に余裕ができやすいようです。
キャッシュバックも行われている場合が多いのですが、
・キャッシュバックの条件に有料コンテンツへの加入を求められることがある
というのがデメリットかもしれません。
加入したことを忘れて解約しそびれると、翌月から余分な料金を支払うことになってしまいますので注意が必要です。
4、量販店
量販店のメリットは以下の3つです。
ヤマダ電機やケーズデンキ、ヨドバシカメラなどの家電量販店でも様々なキャリアが扱われています。
・他キャリアとの比較が簡単にできる
この点は併売店と同じですね。
・沢山のデモ機を実際に触って確かめることができる
サイズやカラーなど、自分に合ったものを選びやすい環境だと言えるでしょう。
対面販売であることは専売店や併売店と同様ですが、
・キャッシュバックが現金ではなく、店舗のポイント還元の場合が多い
というのがデメリットです。
ポイント還元の場合、現金よりもその使用方法や範囲が限られてしまうので、少し不便に感じてしまう可能性があります。
以上4つが主な乗り換え方法です。
・ちょっと待って!キャッシュバックって?
紹介してきた項目の中で、「キャッシュバック」の還元方法やその金額について触れてきましたが、キャッシュバックを受けることができると、実際にはどの様にお得に成るのでしょうか?
実は価格競争を活発にするために始められたMNPですが、結果的には各キャリアによる「過剰な割引」を引き起こしてしまったことを理由に、2016年2月から総務省が調査を行った結果、価格の過剰な低下を規制する動きが出始めました。
そのため、昨年まであった高額なキャッシュバックは次第になくなりつつあるのが現状です。
ただし、完全にキャッシュバックが無くなってしまったわけではなく、各店舗の裁量により今もそのサービスは受けることが可能です。
現在ではTwitterなどでキャッシュバックに関する情報を発信している店舗も多いので、是非検索してみることをおすすめします。
現金でキャッシュバックする店舗、ポイントでキャッシュバックする店舗等々、方法は各社・各店舗により様々ですが、その価格によっては携帯本体の価格が大幅に割り引かれる可能性があるので、規制により将来なくなってしまうかもしれないキャッシュバックを、今のうちに利用しておくのが良いでしょう。
・キャッシュバック以外のお得なキャンペーン、割引サービス
携帯価格がお得になるのはキャッシュバック以外にも様々な割引があるからですが、その他の代表的な割引サービスから、最新のドコモのキャンペーンについて簡単に紹介いたします。
「一括0円」
月々のサポート等を加味した実質負担額が0円になる「実質0円」とは異なり、「一括0円」は携帯端末本体の機種代金が一切かからないため、0円で端末を維持することができます。
旧機種などに適応されることがほとんどです。
また一括で購入した場合は2年契約が必要ないため、違約金を払うことなく機種変更や乗り換えが可能です。
下取プログラム
今使っている端末をドコモ店頭にて下取りに出すと、iPhoneXの購入代金から最大¥40,000(iPhone7Plusの場合)割り引いてもらえるというものです。下取する端末はドコモと関係のないauやソフトバンクで購入したもの、はてはSIMフリー端末でもOKです。機種についてもiPhoneだけでなくAndroid、ガラケー、タブレットと問いません。ただし、無改造であること、壊れていないこと(画面割れはOK)、データの保護はしない(=バックアップは自分で取ること)などの、常識的な制約はあります。なお、画面割れ品は査定額が大幅に下がります。
家族まとめて割
家族で「シェアパック」(10~30Gといった大容量の通信データ量を複数人で分け合う契約)に加入し同時購入すると、1台あたり最大¥5,184(税込)の割引をしてもらえます。iPhoneXは対象ですのでご安心ください!
ドコモの学割
25歳以下の方には、1年間毎月のご利用料金を1,500円割引、同じシェアグループの方全員には、dポイント3,000pt(期間・用途限定)をプレゼントされます!
春の2台目プラスキャンペーン
まとめて買うと、おトクに!「2台目プラス」に加入で対象機種を購入すると、代表回線に1台あたりdポイント(期間・用途限定)5,000ポイント進呈されます!
ドコモのご家族紹介キャンペーン
他社からドコモへお乗りかえまたは新規契約されるご家族をご紹介いただくと、おひとりのご紹介につき、dポイント(期間・用途限定)10,000ポイントを進呈されます!
ドコモへのMNP乗り換え割引など
ドコモでは、「ドコモのご家族紹介キャンペーン」や「下取りプログラム」、「家族まとめて割」、「シニアはじめてスマホ割」などのキャンペーンが随時行われています。
・「ドコモのご家族紹介キャンペーン」では他社ご契約中のご家族をご紹介いただき、期間内に他社からドコモに乗り換えると紹介者おひとりにつきdポイント(期間・用途限定)10,000ptプレゼント!!(最大5名まで)
期間:2017年9月1日(金曜)~2017年11月30日(木曜)
・「下取りプログラム」は機種や本体の状態によって下取り価格が変化します。
・「家族まとめて割り」は、家族いっしょに、シェアグループ加入で対象機種を購入すると、その場で1台あたり最大5,184円(税込)引!
同一シェアグループ加入の回線で同時購入ならその場でお値引き!
期間:2017年9月1日(金曜)~2017年11月30日(木曜)
・「シニアはじめてスマホ割」では、
60歳以上の方で、ケータイからスマホに変えて、家族と一緒にドコモなら、月額800円からスマホが使える!
ご契約時に他社ケータイからのMNPポートインであることが必要です。
期間:2017年6月1日(木曜)~2018年2月28日(水曜)
最新のキャンペーンについての詳細はドコモのウェブサイトやオンラインショップに記載がありますので、是非チェックしてください。
ここまでMNP乗り換えの方法とそのメリットデメリット、またキャッシュバックやキャンペーンによる割引について紹介してきました。最初に紹介したように、おすすめは「ドコモオンラインショップ」での手続きです。
スピーディーな手続きと審査、在庫の充実度、適切なキャンペーンやプラン選択、といった多数のメリットを考慮すると、「一番手間がなく」かつ、「割引や料金形態が分かりやすい」方法はやはりオンラインショップだと言えます。
「ここまでMNP乗り換えをおすすめされたら、ちょっと気になってきた!」
そんな方のために、次から実際にMNP乗り換えをする際の手順とその注意点をご説明します。
実際にMNPしてみよう!MNPの手順と注意点
「実際にMNPしてみたいけど、どうしたらいいかわからない・・・」そんな不安や疑問を解決します。
・実際の手順
手順①購入方法を決めましょう
ここまでご説明した方法の中から、どの方法で購入するのかを決めましょう。
この時点でどういったキャッシュバック、割引があるのかしっかり比較しておくことが重要です。
手順②MNP予約番号を取りましょう
今現在契約しているキャリアから、「MNP予約番号」を発行してもらいましょう。
MNPをする場合、元のキャリアのMNP予約番号をドコモに伝えることで、今までの電話番号を引き続き利用することが可能です。
この予約番号は有効期限が15日間と決められているので、その間にMNPの手続きを終了させるようにしましょう。
手順③必要なものをそろえましょう
契約者本人が成人の場合は運転免許証が必要になります。
お持ちでない方は、
・健康保険証
・住民基本台帳カード(顔写真あり)
・在留カード、または外国人登録証明書
のいずれか1点が必要です。
また、毎月のお支払いの手続きに、契約者本人名義の、
・クレジットカード
・キャッシュカード(一部利用不可能な店舗、金融機関があります)
のいずれか1点、また上記を持っていない場合は、印鑑と預金通帳が必要になります。
(印鑑は本人のサインでも可。)
契約者が未成年の場合、家族の身分証明書が必要な場合があります。
・親権者の同意書
・親権者の本人確認書類
などです。
手順④実際の手続き(
ドコモオンラインショップの場合)
1 ドコモオンラインショップにアクセスし、購入したい機種とカラーを選択します。
2 手続き選択・購入価格の確認画面で「他社からのりかえ(MNP)」を選択し、
購入方法を一括か分割(24回)から選択します。
3 本人確認書類をスキャンか撮影し、画像ファイルをパソコンに取り込みます。
4 「他社からのりかえ(MNP)」から契約者本人の情報を入力しましょう。
・MNP乗り換え、手続きの注意点
1、違約金、手数料
現在契約しているキャリアで2年契約を締結し利用している場合、契約更新の月に解約しなければそれに伴った違約金、いわゆる「契約解除料」9,500円を払う必要があります。また、MNPでの契約時にはMNP先のキャリアに「契約事務手数料」3,000円を支払うことが必要です。
契約更新月なのかどうか自ら確認しておくことで、契約解除料については支払いを回避することが可能です。
豆知識!ドコモの契約解除料(違約金)がかからないタイミングの調べ方
契約更新月を、ユーザーの全員が完全に把握しているわけではないと思います。
そこで、ドコモでの契約更新月を調べる方法をご紹介します。
ドコモでは、「契約満了月の翌月と翌々月」を「違約金のかからない期間」として定めています。
2016年3月の発表までは、”翌月のみ”が違約金のかからない期間となっていましたが、翌々月まで違約金がかからない様に変更されました。
つまり、「契約満了月」がわかれば、契約解除料を支払わずにMNPによる乗り換えが可能になるというわけです。
契約満了月は、「my docomo」か「お客様センター(153)」で確認することができます
・「my docomo」での確認
「my docomo」(https://www.nttdocomo.co.jp/mydocomo/)にログインし、「ご契約内容確認・変更」を選択すると、契約の詳細が数ページにわたり表示されます。
ここで注意が必要なのが、1ページ目の「端末利用期間○年〇ヶ月(次回更新日)20○○年〇月〇年」は、「契約満了月ではない」ので気をつけて下さい。
「2」を選択して次のページに切り替えるなどをした後、2年縛り契約に該当する項目、例えば月々の基本料金が割引になるもの等を表示します。
「定額データスタンダード割」や「Xiデータプランにねん」などのプラン名の下に、「契約満了月は20〇〇年〇月です」と書かれています。
ここに書かれた”契約満了月の翌月、翌々月”が違約金がかからない期間ですので、例えば7月となっていた場合、7月にMNP乗り換えをしてしまうと違約金を取られてしまうことになってしまうので十分に注意して下さい。
この場合違約金がかからないのは8月、9月です。
では、引き続きMNPの注意点について見ていきましょう。
2、キャリアのメールアドレスが使えなくなる
キャリアの乗り換えを行うと、以前のキャリアのメールアドレスは利用できなくなり、ドコモの場合は「@docomo.co.jp」が利用可能になります。しかし、現在はGmailやYahooメールなどのフリーメールやLINE、Skypeといった通信手段が主流になってきているので、以前ほどの不便さはないかもしれません。
3、家族割りがきかなくなる?
基本使用料25%オフ、家族間の通話料30%オフの家族割りは以前のキャリアでの契約であるため、MNP乗り換えによって元のキャリアとの契約は破棄されるので失効してしまいます。
基本使用料はキャッシュバックや各種MNP割引の適応により、それ以上のメリットが見込める場合がありますが、家族間での通話時間が多い方には気がかりなポイントかもしれません。
しかし、前述のようにLINEやSkypeのような無料通話ができるアプリを利用したり、また24時間誰とでも通話料が無料になるプランもキャリアによっては提供されているので、家族割りがなくても同じような恩恵を受けることができる可能性は高いでしょう。
もう一度おさらい!ドコモでMNP乗り換え
さて、ここで一度整理していきましょう。
MNPとは?
電話番号を変えずに別のキャリアに乗り換えることを、MNPと言います。
MNPは、MNP限定の割引やキャッシュバックが有効だったり、キャリア側にとってはユーザーを増やせるため、ユーザー、キャリア双方にメリットがあるサービスです。
キャッシュバックとキャンペーン
総務省がMNPを推し進めた結果、「行き過ぎた割引」が活発になりすぎたため、今現在ではそれを規制する動きになっています。そのため、昨年まで行われていたような「高額なキャッシュバック」は減少傾向にあります。
しかし、全くなくなってしまったというわけではなく、今でもお得なキャッシュバックや一括0円などのキャンペーンを行っている店舗はまだまだあるので、近くのショップについてしっかり下調べしていくことをお勧めします。。
今ではTwitterキャンペーンっをやっている店舗も多くあるので、Twitterも要チェックです。
ドコモでMNPすると?
ドコモでMNPする場合、以下の四つのような方法があります。
・ドコモオンラインショップ
・ドコモショップ等の専売店
・テルルなどの併売店
・ビッグカメラのような量販店
それぞれの方法に各キャンペーンやキャッシュバックがあり、且つそれぞれにメリット、デメリットがありますが、現時点では「ドコモオンラインショップ」でのMNP手続きをするのが最もお得だと言えるでしょう。
余計な時間や手間をかけずに済み、各種割引なども適応できるので、最もお得感があるのがオンラインショップでのMNP乗り換えです
ドコモではMNP時の独自割引キャンペーンがあることに加え、「下取りキャンペーン」や「家族割」を併用することが可能なので、MNPする際の費用がかなり抑えられることになります。電話番号を変更せずに乗り換えることができるので、利用しない手はありません。
MNPするときの注意点
しかし、ドコモにMNPする際に、注意するべき点もいくつかあります。
・MNP乗り換えには「契約解除料」と「契約事務手数料」がかかる。
現在のキャリアで二年契約をしている場合、契約更新のタイミングで乗り換えないと「契約解除料」を支払わなければなりません。ただし、更新月にあわせて乗り換えすれば支払う必要はありません。
・キャリアのメールアドレスが利用できなくなる。
ドコモにMNPすると当然ながら現在利用しているキャリアが変わることになるので、現在のキャリアのメールアドレスも乗り換え先のキャリアのメールアドレスに変更になります。
・家族割りが失効
一定の割引率の家族割りは、MNP乗り換えによって無効になります。
以上の注意点を踏まえて、よりお得にMNP乗り換えを利用しましょう。
まとめ
ここまでドコモでMNP乗り換えを行うことについてのメリットについて紹介してきましたが、いかかがでしたでしょうか。
ドコモでのMNP乗り換えでは、
・MNPは電話番号を変えずに乗り換えられる上に割引もあってお得
・割引の種類はオンラインショップ、店舗購入など、方法によって異なる
・ドコモでのMNP乗り換えは、ドコモオンラインショップが便利でお得
これら3点が重要なポイントです。
是非この機会に、ドコモへのMNP乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか?

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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