
近年、格安スマホや格安SIMの台頭により、格安スマホへの機種変更や、MNPによる携帯会社の乗り換えを考える方が増えています。
MNPとは簡単に言うと「新しく携帯電話を買いたいときに、違う携帯会社に乗り換えて契約すると、電話番号は今のまま使える上に、機種代金が無料などのお得な特典が付く制度」です。
電話番号が変わることなく、継続して使うことができ、特典や割引などのサービスを受けることができるので、何かとお得なイメージのあるMNPですが、注意しないと逆に費用がかかってしまうケースがあります。
そこで今回は、MNPを検討中のドコモユーザーの皆様にMNPをする前に気を付けておきたい4つのことをご紹介します。
1. 確認しよう!コストを抑える解約期間
ドコモに限らず、大手キャリアのスマホやガラケーを使っている方は2年契約の料金プランに入っているのではないでしょうか。この契約を途中で解約すると、違約金として9,500円(税抜)の費用が請求されてしまいます。
MNPをお考えの方はドコモが運営する、サポートサイトのMy docomoで、ご自分の契約満了月を忘れずに確認しておきましょう。ドコモでの2年縛りの場合は、契約満了月の翌月(契約から25か月目)から2ヶ月間が違約金費用をかけずに解約できる期間です。
※2年過ぎればいつでも違約金なしで解約できるわけではなく、契約満了月から2ヶ月間を過ぎると契約は自動更新されます。再び2年間の契約の縛りが発生しますので、注意しましょう。
2. 携帯本体の分割金には注意が必要
スマホ本体の代金は、24回払いで通信費と合わせて支払うことが一般的となっていますが、途中で機種変更をした方は注意が必要です。
端末代金が精算されていない状態で解約をした場合、解約したキャリアからのサポートがなくなるため、「月々の端末代金支払額が数百円から数倍になった!」などということもありますので、気をつけましょう!
3. 乗り換え前と後の会社では手数料が必要
ドコモからの乗り換え前に必要な経費として「MNP転出手数料」という、MNPを前提とした解約に伴う手数料が必要です。ドコモでは2,000円、ソフトバンクとauでは3,000円の手数料が発生します。
また、MNP転出先である、他のキャリアに契約する際に、新規契約事務手数料3,000円が請求されることとなるため、MNPをするだけで合計5,000 ~ 6,000円の手数料と別途消費税が必要です。
4. 他社へのMNPの際はポイントを使い切ろう!
ドコモでは、毎月の携帯料金の支払い金額に応じて還元されるポイント制度が設けられています。契約中の携帯会社との契約を解約して他社にMNPすると、せっかく貯めてきたポイントが全て消失してしまいます!
長期間ドコモを利用されている場合、溜まっているポイントに気付くことなく過ごされている方も多くいます。せっかくのポイントです。毎月の携帯ご利用料金や機種代金の値引きなどに使うこともできるので、ご希望の用途でポイントは使ってしまいましょう。
まとめ
ドコモから他社へMNPをする前に、最低限注意したい事をお話ししましたが、いかがだったでしょうか?
キャッシュバックや通信料の低下など、何かと「お得」な特典がついてくるのがMNPです。でも面倒くさがって、下調べをせずにMNPをしてしまうと、かえって高くついてしまうことがあります。
- 2年契約に伴う違約金に注意
- スマホの割賦代金に注意
- MNPにはMNP転出手数料と新規契約事務手数料がかかる
- 貯めたポイントはすべて使い切る
最低限でも以上の4つの項目に注意して「お得」なMNPを実現してくださいね。

販売店比較早見表
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『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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