

機種変更、特にMNPで気になるのが違約金の問題です。
以前より、消費者にとって分かりにくい違約金については、トラブルが多く発生していて、国は、大手携帯会社に違約金に関する是正を求められていました。そこで、大手携帯会社3社が打ち出したのが、違約金が発生しない新しい料金プランです。違約金が無くなるのではなく、通常よりも高額な料金プランを選択しておくことで万が一の違約金が回避できる選択肢が増えた結果となりました。
違約金は払いたくない、かといって月々の費用が高くなるのはイヤ、そう考えるのは当然です。新しいプランを申し込むことなく違約金を回避できる方法をご紹介します。
ドコモの違約金
ドコモでは、ソフトバンク・au同様に、2年契約の期間の途中で解約をした場合に違約金が発生します。
ドコモだと通話し放題の「カケ放題」が2年契約になっています。
ほとんどの方が「カケ放題」と契約しているのではないでしょうか。
この「カケ放題」の契約期間中に解約した場合は違約金9,500円の違約金が発生してしまいます。
また、端末を分割で購入している場合は、解約時に残金を一括で支払いをしなければならず、毎月割引されていた「月々サポート」も無くなりますので、【毎月支払っていた月賦額と月々サポートを加えた額】×残りの月数を一括で支払わなくてはなりません。
どうすれば回避できる?
契約終了を待つ
違約金が請求されないためには、契約期間中はガマンをし、契約満了月に合わせて解約することです。前もって契約満了の年月を調べておきましょう。うっかり契約満了月を過ぎてしまうと、契約は自動更新されてしまい、また2年間待たなくてはなりません。
ドコモショップや「151」への電話で調べることもできますが、My docomoの「契約内容の確認」でも確認ができます。
なお違約金無しで解約出来る期間は、契約満了月の翌月と翌々月の2ヶ月間です。
解約はこの期間に行う事をお勧めします。
SIMフリースマホなら月々の料金が安くなる
「違約金を払わない」とは少し違いますが、SIMフリースマホと格安SIMの組み合わせると、月々の通信料金が節約できます。
ドコモの料金プランは、最低でも月々5,000円以上がかかります。例えば、格安SIMで毎月3,000円の料金プランを選択すれば、5カ月で違約金相当分の節約ができます。勿論それ以降の月もドコモより安い通信料金の支払いになりますので、違約金以上の還元があるとも言えます。
web販売店を使う
web販売店ならば、キャッシュバックキャンペーンを行っている所がまだまだあります。
web代理店のキャッシュバックを使い違約金に充てても、まだお釣りがくるという場合もありますので、2年縛りの途中でどうしても解約したい場合調べてみるとよいでしょう。
まとめ
違約金を払わないためには、契約期間の満了を待って解約することが最も簡単ですが、必ずしも、解約や乗り換えを希望するタイミングと満了月が一致するとも限りません。他のキャリアでどうしても購入したい機種が発売される、ドコモの電波状況が芳しくない地域に引っ越さなくてはならない等、最長2年間待つのは辛いものです。
同じ違約金を支払わなくてはならないなら、現在使っている携帯電話の下取り等で少しでも多く回収できるように調べることも必要です。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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