

新型iPadが発売されました。名前は「iPad」。前にも後ろにも何も付かない、シンプルなネーミングです。位置付け的には、Ariの進化版ということになっていて、Appleのラインナップから”Air”はなくなりました。2010年の初登場以来、進化し続けてきたiPadシリーズ。初代と同じ名前の「iPad」、いかがなものなのでしょうか。ここでは、新型iPadについて紹介します。Airの後継機ということなので、iPad Air2といろいろ比べていきたいと思います。
寸法・重量・外観
まずは寸法、外観から。持ち歩くことの多いタブレット端末ですから、大きさや重量、見た目は大事です。
寸法
高さ:240mm 幅:169.5mm 厚さ 7.5mm
前機種のiPad Air 2と比べると、厚みが1.4mm増えています。ここはネットなどでもよく取り沙汰されるところなので、ご存知の方も多いかもしれません。確かに持ち歩くことの多いものですから、数字で出されると気にならないといえば嘘になってはしまいます。とはいえ、240X169.5mmに対しての1.4mmです。Air2と並べでもしない限り、ほとんどわからないんじゃないでしょうか。実際にはケースを付けたりするでしょうし、この程度なら誤差の範囲と言ってしまってもよいくらいで、使っていくうちに慣れてしまうでしょう。
重量
469gです。Air2は437gでしたから、32g重くなりました。数字にしてしまうと「うーん・・・」となってしまうのですが、こちらも先ほどの厚みと同じで、慣れ次第ではないでしょうか。ちなみに、スティックシュガーが1本あたり5g程度です。あれが6本分と考えれば・・・大したことないですよね。
外観・その他
細かい話ですが、フロントのエッジ部(角)がつや消しになりました。iPhone5s⇒iPhoneSEでも同じことがありましたね。SEのときは、ギラギラがなくなって落ち着いた感じになった!という意見が多かったですが、それに倣ったのでしょうか。
カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイの3色。スペースグレイのみフロントパネルが黒、他は白です。この辺はこれまでのiPhoneやiPadと変わらないですね。
総じて、外観については並べてみないとわからないくらい、これまでのiPadと大きな変化はありません。唯一気になるところといえば、フルラミネーションディスプレイ・反射防止コーティングが廃止されたこと。屋外使用だと、画面への写りこみ量が増えて見にくくなるかもしれません。
性能
スペック的な比較項目はたくさんあるのですが、そのほとんどがAir2と変わらないので、変更点のみとします。
CPU
A9(64ピット)となりました。Air2はA8というタイプでした。これと比べると処理速度は1.6倍、グラフィックス処理能力は1.8倍向上ということになっています(Apple公式ページより)ので、正当に進化しています。ちなみにA9チップはiPhone6/6s/SEと同じものです。iOSも同じで10.Xとなっていますので、体感的な処理速度が問題になるようなことはないと思われます。
ストレージ
ストレージ容量は32GB,128GBの2種類のみ。Air2は4種類(16/32/64/128GB)でしたから選択肢は減りましたが、16GBってすぐに不足しますし、これでいいんじゃないかと思います。
低価格
Air2から派手な変化もない感じの新型iPadですが、なんといっても大きく変わったのはその価格。同じ32GBモデルと比較してみると、Air2は42,800円(当時の価格)だったのに対し、新型iPadは37,800円と、5000円も安くなっています。現行のiPad Proと比べてみると、性能面の違いがあるとはいえ32GBモデル(9.7インチ)でも62,800円しますから、新型iPadの安さは際立っています。上述したように、Air2と遜色ないどころか、細やかに進化していてこの価格ですから、ここはかなりのアドバンテージと言えますね。今まで使っていなかった方でも、これを機にiPadデビューしようかな・・・!という気になりますね!
まとめ
新型iPadについて紹介しました。このモデルの最大の売りは、間違いなく「価格」でしょう。個人的な意見ではありますが、私はタブレット端末の使いどころがよくわかっていない一人です。PCほどなんでもできるわけでもないし、携帯性ではスマートフォンに劣るし・・・で、自分の中ではイマイチな位置づけで今日まで来ました。ですが、この価格であればちょっと手を出してみようかな・・・!という気にさせてくれます。たぶん、タブレットならではの良さはたくさんあるでしょうから、それを知る機会を与えてくれそうな新型iPadには感謝の気持ちでいっぱいです。

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