

iPhoneXは従来のiPhoneに比べ大幅な機能UPがはかられており、価格もそれに応じて高くなっていますので、「いかに安く入手するか」がポイントとなってきます。iPhoneXの入手方法は新規契約、機種変更、MNP(番号そのままで他キャリアのりかえ)の3種類があります。新規契約は条件が限定されているのでさておき、機種変更とMNP、どちらがおとくなのでしょうか。
大雑把に言うと、キャリアポイントなどの割引手段がないか、ほとんど持っていないのであれば、思い切ってMNPするのが有効かと思います。ここでは、iPhoneXでMNPするための方法を紹介します。
もくじ
- iPhoneXについて
- MNPのメリットとデメリット
- iPhoneXにMNPで乗り換える方法
- iPhoneXにMNPで乗り換える前に確認しておきたい注意点
- 乗り換え先キャリアで使えるキャンペーン
- (検証1)ソフトバンク vs LINEモバイル
- (検証2)おとくケータイがすごすぎる
- まとめ
1.iPhone8について
MNPの話をする前に、簡単ではありますがiPhoneXの紹介をします。従来のiPhoneと比べると、新機能が多く取り込まれています。慣れに若干の時間がかかるかもしれませんが、従来のiPhoneにマンネリを感じている方にはおすすめです。
1-1.デザイン
iPhoneXはホームボタンがなく、全面がほとんど画面になっており、外観上の大きな特徴となっています。画面サイズは5.8インチでAndroidの大型スマホ(ファブレット)に比べると多少小ぶりではあるものの、ほとんどが画面なのでサイズの割には大画面に感じますね。
iPhone慣れしたユーザーにとって、ホームボタンがないというのは不安要素かもしれません。なにしろ、iPhoneといえば「とりあえずホームボタン」的なところがありましたので、どうやって操作するんだろう?と思ってしまいますね。ですが、この辺はよく考えられていて、画面の最下部にバーがあり、ここがホームボタンの代わりのようになっていますので、すぐに慣れてしまうと思います。
iPhoneXはGalaxyなどでおなじみの有機ELディスプレイを採用していて、これはiPhone史上初の試みです。有機ELディスプレイは応答速度が速いという特長があり、動きの速い動画などの表示は液晶により優れています。また、視野角が広くなる(見る角度によって画面が見にくくなったりしない)という利点も持ち合わせています。
1-2.耐水、防沫、防塵性
耐水、防沫、防塵性の確保のため、iPhoneXは高精度で設計、製造されています。このことにより隙間がなくなり、異物や水の侵入を防ぐことができます。さらに、メインフレームには特別に開発されたステンレス合金を採用しています。従来iPhoneのアルミフレームに比べると光沢が一段と増していて高級感あふれます。カラーはシルバーとグレイのみではありますが、この光沢感にマッチしたカラーリングと言えます。
1-3.A11 Bionicチップ
iPhoneXは2つの高性能コアと4つの高効率コアで構成されている、Apple A11 Bionicチップを搭載しています。iPhone7に搭載されていたA10 Fusionチップと比べると、高性能コアの動作速度はA10 Fusionの1.3倍、高効率コアは1.7倍に向上しています。グラフィック性能も30%もアップ。iPhoneXの高機能ぶりはこのチップによって下支えされています。
1-4.ワイヤレス充電
iPhone8でとうとう実装された「ワイヤレス充電」。iPhoneXでも、もちろんできます!AirPowerマット(別売)というものにiPhoneXを載せるだけで充電可能。iPhoneといえばLightningコネクタの劣化が悩みのタネでしたが、載せるだけならすり減ることも緩むこともないですから安心です。AirPowerマットの発売は2018年なのでしばらく待たねばなりませんが、他メーカ製の対応製品があるようです。
1-5.Face ID
iPhoneは5s以降、”TouchID”という指紋認証が採用されていて、大昔のパスコードのみにくらべると認証作業がかなり楽になりました。とはいえ、ホームボタンを押さねばならないことに変わりはなく、状況によってはそれが面倒なこともありました。また、指が濡れていたりすると指紋をうまく読取してくれなくて、結局パスコードを入力しなければならないこともありました。
iPhoneXには”Face ID”という、顔認証機能が備わりました。これは持ち主がiPhoneXを「見つめるだけで認証できる」という優れたものです。ひげが伸びていようがメガネをかけていようが、帽子をかぶっていようが関係なくロック解除できてしまいます。iPhoneXを見るだけでいいのですから、これ以上お手軽な認証はないですね。まるで人間相手みたいです。
また、従来の「プッシュ通知」は内容の概略をロック解除なしで誰でも見ることができましたが、iPhoneXはFaceIDでの認証が完了するまでは表示されませんので、セキュリティ向上にも一役買っています。さらに、画面を見つめている間はずっと触れなくてもスリープ状態になってしまうことがなく、便利です。
2.MNPのメリットとデメリット
iPhoneXは機種変更またはMNPのどちらかで入手することになります(新規契約やSIMフリー版入手は除く)。機種変更と比べた時の、MNPのメリットとデメリットを再確認します。
メリット
(一般的に)安くなる
MNPはキャリアを変更することを意味しますので、電話番号以外はなにからなにまで変更することになります。当然ながら、機種変更に比べると手続きが多くなり、どうしても面倒なイメージがつきまといます。キャリアにとっては自ユーザーが増えるのでいいことづくしですが、ユーザーにとっては単に面倒なだけです。ですので、少しでも料金を下げてMNPに踏み切らせようと、あの手この手でキャンペーン等展開しています。従って、MNP後の月額は機種変更に比べて安くなるのが一般的です。
デメリット
めんどくさい
MNPは使えるようになるまでの手続きが機種変更に比べると多くなり、色々と面倒です。
- MNP予約番号の取得
- キャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp、@au.com、@softbank.jpなど)が使えなくなる
- 各種サイトの登録メールアドレスにキャリアメールを使っている場合、変更や連絡が必要
これらはすべて、機種変更なら何もしなくてよいものです。1.については店舗購入の場合だと乗り換え先のショップで対応してもらえますが、本人確認時は繋いでもらった電話に出て、乗り換え元のキャリア担当に乗り換え理由などあれこれ聞かれます。オンライン購入の場合は自分で旧キャリアに電話して取得しますが、なかなか繋がらなかったり引き止めにあったりで、手間を取りますし気も遣います。
2.や3.はアドレスの変更を各所に連絡せねばならず、これはこれで面倒です。電話番号は変わらないため知り合いとのやりとりが途切れてしまうことはないものの、ひと段落つくまでには多少時間がかかります。また、3.については登録内容変更をせずにお買いものをしてしまうと、オーダー確認メールすら届かない状態となってしまいます。
メリットとデメリットを考えると、「安くならないMNP」は苦労だけして何も得しないことになります。機種変更の場合、キャリアのポイントをiPhoneX購入補助に使えますし、契約年数で料金的に有利になることもあります。一方、MNPの割引具合は以前ほどの勢いがなくなってきていますので、場合によっては機種変更の方が安くなるケースも十分考えられます。数年前の「MNPが絶対的に安い」という先入観をすてて、機種変更との料金比較をしておくことも大事です。
3.iPhoneXにMNPで乗り換える方法
MNPは機種変更に比べると方法が多様です。以下に紹介します。
3-1.おとくケータイ.net
高額キャッシュバックで有名な「おとくケータイ.net」です。web展開のみなので店舗の維持費・テナント料などが不要、人件費も抑えられるのが安さの秘密です。iPhoneXでもかなりのキャッシュバックが得られます(2017年10月確認済)。オンライン契約なので店舗へ出向くのと比べ時間を取りませんし、待ち時間もありません。不安な人は電話での対応もしてもらえるので安心です。
取扱いキャリアはソフトバンクのみで現ソフトバンクユーザーは使えないですが、ドコモやauからMNPするのであれば使わない手はありません。
3-2.キャリア公式オンラインショップ
ドコモ、au、ソフトバンクが運営しているオンラインショップです。最近はその手軽さから利用者が増えてきています。
ドコモオンラインショップ
au Online Shop
ソフトバンクオンラインショップ
共通のメリットとしては
- 24時間対応+待ち時間ゼロ
- 在庫が豊富
- 品切れの場合でも次回入荷予定が明確
- オンラインショップ限定のキャンペーンがある
- 頭金不要
が挙げられます。もっとも注目すべきところは「頭金不要」。スマホを実店舗で購入すると、ほとんどの場合「頭金」を取られます。これは実質「ショップ手数料」で、端末本体とは関係のない料金ですので、ユーザーはその分高く購入することになります。額は店舗によりまちまちで、数千~一万円超(!)。
これは「店員さんにお世話になる代価」と捉えることもできますので、ここでは完全否定はしません。ですが、一円でも安くしたいというのであれば、オンラインショップを使うべきでしょう。
3-3.実店舗(量販店・専売店・併売店)
実店舗に自ら購入に出向くタイプの入手方法です。店舗は、形態によって3種類あります。オンラインショップに比べると、上で述べた「頭金」、または不要なオプションの半強制加入といった店舗独自の「抱き合わせ」も結構あります。店員さんと直接やりとりできるメリットも確かにありますので、自分にとってオンライン購入と比べてどちらがよいのか、検討すべきでしょう。
量販店
ヤマダ電機やビックカメラといった大型家電量販店と、イオンなどの流通系量販店を指します。規模メリットを活かした店舗展開や在庫量の多さが武器です。また、複数キャリアを取扱いしているので料金比較が容易ですが、メインの業務は販売なので悪く言えば「売りっぱなし」な面があります。ですので、アフターサービス面は他に比べて弱いと言わざるを得ないところがあります。
おとく度で言えば、店舗独自のポイントが付いたり、スマホとは全然関係ない面でのメリットがありますので、「iPhoneXを買うことでスマホに関係ないことで得したい」という方にはお勧めです。
ですが、キャンペーンは期間限定であることがほとんどで、iPhoneXの購入タイミングとうまく重なるかどうかはわかりません。また、店舗独自のポイント還元という形のバックがほとんどです。つまり、iPhoneXを購入することで得られたポイントで他のものを買うことができますが、iPhoneX購入費用低減にはなにも貢献しない、というケースも多いです。
専売店
いわゆる「キャリアショップ」と呼ばれるもので、キャリア直営の実店舗です。上記の量販店(モール等)の中に専売店があるケースもあります。直営のため単一キャリアのみの取扱で、各社の料金をその場で比較はできないのが弱点です。
一方、販売スタッフの質は安定していて、アフターサービス面では最も頼りになります。購入後わからないことなど、気軽に相談できます。
併売店
「街のケータイ屋さん」という感じの、比較的小規模な店舗や個人経営店です。キャリアに直結しておらず間にいろいろ介在するため、スピーディーな手続きができないケースがあります。
また、アフターサービス面においては併売店の範疇でできることが限定されるため、内容によっては専売店への誘導やキャリアへの仲介をするだけといったケースも多く、処理速度の面ではどうしても劣ることが多くなります。
3-4.格安SIM(MVNO)
最近よく聞くようになってきた格安SIMとは、仮想移動体通信事業者(Mobile Virtual Network Operator、MVNOと略される)という、キャリアの通信回線をレンタルして通信サービスを展開している業者が発行するSIMのことです。「格安SIM」「格安スマホ」といった呼び名が一般的ですね。
ユーザー数はここ数年で増えてきており、LINEモバイルや楽天モバイル、UQモバイルなど、TVCMで見かけることも多くなってきました。通信速度の安定感でいえば3キャリアに劣るものの、
- 通信料金の安さ(契約によっては3キャリアに比べて半額程度で済んだりと、かなり安い)
- 本業に紐づいた独自サービスの展開:LINE通信無料、楽天ポイント付与など
- 一部を除き、いわゆる「2年縛り」がない(ただし、1年縛りが多い)
といったメリットがあります。MVNOはその安さだけでなく、2.で得られるメリットがかなり大きく、自分の用途にあったMVNOを選ぶことでおとく感が格段にUPします。
例えば楽天モバイルに加入していると、楽天でのお買い物の際ポイントが2倍になります。また、通信費そのものを楽天ポイントで支払うことができますので、普段から楽天をよく利用するユーザーの場合、実質の通信費をゼロにすることも可能です。
iPhoneXで使う場合は端末代金が高くつく
MVNOでセット販売しているスマホはAndroidの安価なものが主流で、iPhoneXを販売しているMVNOはありません(iPhone5sや6などを扱っているMVNOは少数存在します)。従って、iPhoneXをMVNOで使う場合、iPhoneX本体はSIMフリー版を購入、通信はMVNOと別途契約してSIMを入手、SIMの差込や設定は最初から自分でやることになります。
iPhoneX本体のみを購入する方法はAppleStoreからが一般的(おそらく唯一の方法)ですが、この場合は定価購入(iPhoneX/64GBで¥112,800)となります。3キャリアの端末購入サポートを考えると、これはかなり高めです。
ただ、通信料そのものは3キャリアに比べるとかなり安いので、通信契約を安価なプランにしつつ、iPhoneXを長年(3~4年)使う覚悟で臨めば、お得になる可能性はあります。
4.iPhoneXにMNPで乗り換える前に確認しておきたい注意点
iPhoneXに限ったことではありませんがMNPの際、理解しておかねばならないことがいくつかあります。
MNP予約番号の取得
MNPには「MNP予約番号」が必要です。乗り換え先のキャリアで取得の補助をしてもらうこともできますが、前もって自分で取ることもでき、以下の連絡先へ電話します。
■ドコモ(9:00~20:00)
- ドコモの携帯から:151
- 一般電話から:0120-800-000
■au(9:00~20:00)
- auの携帯・一般電話から:0077-75740
■ソフトバンク(9:00~20:00)
- ソフトバンクの携帯から:*5533
- 一般電話から:0800-100-5533
注意点1.MNPでかかる費用
MNPでは、必ずかかってしまう費用と、場合によってはかかってしまう費用があります。ゼロにする方法はありませんので、予算として見込んでおかねばなりません。
必ずかかる費用
下記2つです。
- MNP転出手数料…ドコモは¥2,000、au・ソフトバンクは¥3,000
- 契約事務手数料…¥3,000
「MNP転出手数料」は、それまで契約していたキャリアに支払う料金です。「契約事務手数料」は、これから加入するキャリアに支払う料金です。合わせて¥5,000~¥6,000かかります。MNP予約番号を取るために現キャリアに電話するとこの説明は必ずありますが、どんな場合でも必ずMNPには必要な料金ですので慌てないようにしましょう。
場合によってはかかってしまう費用
下記2つです。
- 契約解除料…¥9,500
- 端末代金の残債
「契約解除料」は”2年縛り違約金”とでもいえばわかりやすいでしょうか。スマホ購入においては、キャリアと2年契約を結ぶのが普通です。この場合、2年後の翌月(25ヶ月目)が「更新月」となります。更新月内のMNPには金銭的な制約はありませんが、更新月以前でMNPしようとすると上記契約解除料がかかってきます。MNPのキャンペーンやキャッシュバックで割引してもらっても、契約解除料が発生してしまったら相殺されてしまうこともあります。
また、2年契約は自動更新されるのが普通です。つまり、25ヶ月目を過ぎて26ヶ月目(更新契約の1ヶ月目)に突入してしまうと、次に契約解除料なしでMNPできるのは49か月後(更新契約の25ヶ月目)となります。自分の更新月はキャリアのユーザー用ページ(My softbank等)で確認できます。
「端末代金の残債」は、これまで使っていたスマホ代金の残りです。2年契約だと端末も24回払いの割賦方式で購入していることがほとんどですので、2年未満でMNPしようとすると残債が発生することになります。これに加えて、これから使うスマホの月額もかかってきますので、残債がある場合、合計するとそれだけで結構な負担となります。
注意点2.「家族割」がなくなる
家族で同じキャリアに加入すると月額割引してもらえる「家族割」的なプラン、加入されている方も多いでしょう。家族(加入者)のうちで一人でもMNPで抜け駆けしてしまうと、割引が失われ差し引きで見ると損をするケースもあります。できれば家族一斉のMNPが望ましいですが、契約時期が異なると上記の2年縛りの解除時期もまちまちになるため、実際はかなり難しいと思われます。
注意点3.MNP防止策?48回払い契約のワナ
auやソフトバンクで、月額は安くなるものの2年縛りよりもっと縛りのきつい「48回払いプラン」が登場してきています。今というよりは今後の注意なのですが、あわせて紹介しておきます。
これまで、端末代金の支払いは一括または24回払いが主流でしたが、auの「アップデートプログラムEX」やソフトバンクの「半額サポート for iPhone」は48回払い契約です。これを利用してiPhoneXを購入した場合、
- 48回払いなので、iPhone8代金の48分の1を毎月支払う(つまり月額は24回払いの1/2になる)
- 24回目の支払いが終わった時点でキャリアを変更せず「機種変更」すると、25~48回目の支払い免除(つまり、iPhoneX代金は半額となる)
- 機種変更時、iPhone8は下取り額¥0でキャリアへ返却する。iPhoneXが故障している場合は別途支払(¥20,000程度)が発生する
となります。もしMNPすると、たとえ25ヶ月目であっても契約解除となり、無料になるはずだった25~48回目の支払いが復活します。つまり、半額だったはずのiPhoneXが「定価購入」となります。25ヶ月目の機種変更をしなかった場合も契約解除となるため、この形態の契約は2年縛りどころか「無限縛り」と言っても語弊のないものです。
月額を安くする代わりに2年後の端末下取り額を¥0とされてしまうため、結局は24回払い+旧端末下取りと大して変わらないとも言えます。目先が安いからといって飛びつくのではなく、後々のこともよく考えましょう。
5.乗り換え先キャリアで使えるキャンペーン
iPhone8にMNP乗り換えする際、各キャリアで使えるキャンペーンを紹介します。
5-1.ドコモのキャンペーン
■下取プログラム
今使っている携帯端末(スマホ、タブレット、ガラケー。キャリア関係なし)をドコモで下取してもらい、最大¥46,000割り引いてもらうものです。iPhoneXは高額なのでうまく利用しましょう。
■家族まとめて割
家族で「シェアパック」(10~30Gといった大容量の通信データ量を複数人で分け合う契約)に加入し同時購入すると、1台あたり最大¥5,184(税込)の割引をしてもらえます。iPhoneXは対象ですのでご安心ください!
■ドコモの学割
25歳以下の方には、1年間毎月のご利用料金を1,500円割引、同じシェアグループの方全員には、dポイント3,000pt(期間・用途限定)をプレゼントされます!
■春の2台目プラスキャンペーン
まとめて買うと、おトクに!「2台目プラス」に加入で対象機種を購入すると、代表回線に1台あたりdポイント(期間・用途限定)5,000ポイント進呈されます!
■ドコモのご家族紹介キャンペーン
他社からドコモへお乗りかえまたは新規契約されるご家族をご紹介いただくと、おひとりのご紹介につき、dポイント(期間・用途限定)10,000ポイントを進呈されます!
■春の機種購入キャンペーン!
ドコモオンラインショップにて対象機種を購入の方に抽選で50人に1人、dポイント10,000ptをプレゼントされます!さらに、子育て応援プログラムご加入者の方には、春のプレゼントキャンペーン当選確率10倍になります!
5-2.auのキャンペーン
■下取プログラム
今使っているiPhone、スマホ、タブレットを下取りに出して買い取ってもらうと、最大¥32,400の割引き。高額なiPhoneXの入手では是非利用したいものです。
■初スマホ割
機種変更または新規契約他社から乗りかえ含むで対象のスマホをau購入サポートで購入かつ「auピタットプラン」に加入すると、本体価格から最大37,800円割り引かれます!
ソフトバンクのキャンペーン
■下取りプログラム(のりかえ)
他社のスマホを下取りに出してiPhoneXの代金を割引してもらえます。¥0となるのはあくまでも条件次第です。
■ワンキュッパ割
家族との電話やメールでしか使わない、外出先ではあまり使わず、自宅にWi-Fiがあるので通信費を安くしたい方に向けたキャンペーンです。
iPhoneを新規契約や機種変更で購入し、「スマ放題」または「スマ放題ライト」で「データ定額ミニ 1GB」に加入すると、2,420円/月(2年目以降は毎月ずっと1,420円)割り引かれます。これに加えて、おうち割 光セットも契約すると、500円/月割り引かれます。とはいえ、月々¥1,980の実現はかなりハードルが高く、、明らかに「家にWi-Fiがあって、iPhoneXを外で使うことはほとんどない。長電話もしない」人向けです。通話が多くなってしまった月、データが足りなくて買い足した月は月額UPです。くれぐれも¥1,980を鵜呑みしないようにしましょう。
■みんな家族割
「ウルトラギガモンスター」という50G(!)、月額¥7,000のデータプランに複数人で加入すると、1人当たり最大¥-2,000(4人以上)割り引かれます。1人頭¥5,000となるわけですが、これにiPhoneX本体の支払いも乗ってきますので、絶対額としてはそんなに安くありません。50Gというデータ量が本当に必要かどうかよく考えましょう。
なお、このキャンペーンにおける「家族」の定義は広くなっていて、下記はみんな「家族」と見なされます。
同居している家族、親戚
離れて暮らす家族、親戚
同居しているパートナー、友人
シェアハウスなどの仲間
(検証1)ソフトバンク vs LINEモバイル
上で、格安SIM(MVNO)を使う場合はiPhoneX本体が定価となるので結局高くつくかも、と述べました。とはいえ、3キャリアは通信料が高めなので…と思い、簡単に検証してみることにしました。
MNPが3キャリア中もっとも安いソフトバンクと、LINEモバイルを比較します。条件は
- 乗り換え機種:iPhoneX 64GB
- 通信データ量:5G/月
- 通話:制限時間内無料
- 下取り機種:iPhone6
とします。
ソフトバンクの月額
本体実質負担額(24回払)※1 | ¥2,250 |
スマ放題ライト(5分) | ¥2,160 |
データ定額5G | ¥5,000 |
下取り※2 | ¥-720 |
計 | ¥8,690 |
※1:ソフトバンクホームページによる
※2:下取りプログラム(のりかえ)でのiPhone6下取り額¥17,280÷24
LINEモバイルの月額
本体負担額(24回払)※1 | ¥5,076 |
音声通話SIM(5G) | ¥2,220 |
10分通話無料オプション | ¥880 |
下取り※2 | ¥-583 |
計 | ¥7,593 |
※1:AppleStoreで購入した場合(税込)。¥121,824÷24
※2:Appleでの引取額¥14,000÷24(端数切捨て)
実際はこんな単純ではないと思いますが(特にソフトバンク側)、この比較で言えばMVNOはかなり善戦しています。以下に、お互いのメリット・デメリットをあげておきます。
ソフトバンクのメリット
- 通信速度が安定している
- アフターサポート(ソフトバンクショップやMy Softbankが使える)
ソフトバンクのデメリット
- LINEモバイルに比べ、無料通話時間が5分短い
- 2年スパンで¥25,000程度高い
LINEモバイルのメリット
- ソフトバンクと比べ、無料通話時間が5分長い
- LINEの音声通話、トーク、動画・画像カウントフリー
- 2年スパン¥25,000程度安い
LINEモバイルのデメリット
- ソフトバンクに比べると通信速度が不安定(と思われる)
- アフターサポート面で不安が残る
MVNOを使う場合、iPhoneX自体のトラブル対応をMVNOに求めることはできないので、iPhoneX本体はApple、通信関係はMVNOに対処してもらうことになり、サポート先が2分化します。何か問題が起こった際、言葉は悪いですが場合によっては「たらい回し」されるケースもあり得ます。安い分、ユーザー自身にある程度の「問題切り分能力」が求められます。
(検証2)やはり、おとくケータイがすごすぎる
「MNPはおとくケータイが一番安い」というのが世間一般のイメージとなっていますが、実際どうなのでしょうか。この度、おとくケータイから簡単な見積をメールでもらいましたので、直接ソフトバンクでMNPした場合と比較します。条件は上記(検証1)と同じです。
おとくケータイとソフトバンクの比較
ソフトバンク | おとくケータイ | |
---|---|---|
機種代金(24回払) | ¥5,460 | ¥5,460 |
スマ放題ライト+Web使用料 | ¥2,160 | ¥2,160 |
データ定額5G | ¥5,400 | ¥5,400 |
月月割 | ¥-3,210 | ¥-3,210 |
下取りによる減額(iPhone6の場合) | ¥-720 | ¥-720 |
計 | ¥9,090 | ¥9,090 |
「え?何も変わらないじゃない?!」とのツッコミはごもっともです。おとくケータイはソフトバンクの代理店ですので、通信料金などはソフトバンクと同じで当然です。
ですが、おとくケータイのメール内には
新機種iPhoneXがなんといきなり¥XX,XXX/台キャッシュバックです!現金で2ヶ月後にお振込みいたします!!
の一文が!トータルで考えるとこの分だけ、ソフトバンクでMNPするより確実に安くなります。auやドコモからMNPするのなら、おとくケータイを選択しない理由はありません!具体的な金額はここでは伏せますが、実際に見るとかなりのインパクトです。ぜひ、お問い合わせしてみてください!
8.まとめ
iPhoneXにMNPで乗り換えする際の知っておくべきことについて説明しました。機種変更に比べると、MNPはいろいろと面倒なのは事実ですので、少しでも安くできないと意味がありません。ドコモやauからの乗り換えを考えているのであれば、おとくケータイはかなり強力です。
また、iPhoneXのような高級機種では格安SIMは金銭的に不利と思っていたのですが、通信料金の安さで端末代を十分カバーできることもわかりました。iPhoneやスマホの知識に自信ありなら、思い切ってSIMフリー+MVNO、大いにアリだと思います!
なお、auとソフトバンクの新プラン(48回払い)は目先の月額は下がるものの、MNP防止策という一面が垣間見えます。これで契約すると今後MNPし難くなるでしょう。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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