

格安SIM各社(MVNOと呼ばれます)は、スマホの月額を劇的に下げる方法として定着してきました。
すでに、3キャリア(docomo、au、softbankのことです)から、格安SIM各社へ乗り換えた方も多いと思います。
ここでは、格安SIMに乗り換えようと思っているけど、なんのことかよくわからない…という方向けに、格安SIMへ乗り換えする前に知っておいたほうがよいこと、どんな格安SIM会社を選べばよいのかをお話しします。
自分の意志、つまり「格安SIMになにを求めるか」が重要になってきます。
もくじ |
知っておくべきこと
格安SIM各社の月額は確かに安いです。ですが世の中、理由なしに安いものはありません。
契約前に、理解しておくべきことをお伝えします。
通信速度は不安定なことが多い
格安SIMで契約してみると、3キャリアの通信速度がいかに安定しているかを実感できます。
特にお昼休み時や夕方などのアクセス数が増える時間帯は顕著で、ブラウザ閲覧すら困難な時があります。
一部au系MVNO(UQモバイルなど)を除くと、多かれ少なかれこれは避けられません。
格安SIM各社の通信速度の実態は、Twitterなんかはユーザーの生の声が聞けて参考になります。
通話料が増えるとかえって高くつく
3キャリアとの契約では通話し放題が当たり前になっていますが、格安SIMには完全な通話し放題プランというのはありません。基本的に¥20/30秒の通話料がかかります(専用通話アプリを使うことで半額になる場合もあります)。
仮に、3キャリアでの月額を¥8000、格安SIM会社の基本月額を¥1500としましょう。
大雑把な仮定ですが、だいたいこんなもんだと思います。通話を一切しなかったら、単純に¥6500下がることになります。では、この¥6500をすべて通話に使ったとすると、何分話せるのでしょうか。
専用アプリを使うと、¥6500/(¥10/30秒)なので、30秒が650回。つまり、325分話せます。
325分というと、一日当たり約10分です。通話好きな方だと、結構危ないラインではないでしょうか。
「格安SIMにしてみたら、月額がかえって上がってしまった」という話もよく聞きます。注意しましょう。
通話料対策:アプリやオプションをうまく使う
先に述べましたが、通話アプリを使うことで通話料が半額になる格安SIM会社は多いです。
また、月¥1000程度で「5分まで通話無料・回数制限なし」というオプションを用意しているところも多いです。
後悔しない選び方
こんなはずじゃなかった…とならないためにも、格安SIM各社の特性をよく理解しておきましょう。
各社の”ウリ”をつかむ
格安SIM各社は、個性を出して自らをアピールするため、何らかのセールスポイントを持っています。
ここをよく掴み、自分にあったものを選ぶことが重要です。例えば
- LINEモバイル:LINEや関連アプリの通信料フリー
- 楽天モバイル:楽天スーパーポイントで月額支払いできる。楽天市場での買い物が多い方はお得
- UQモバイル:月額は少々高いが、抜群の通信安定度を誇る
- IIJmio:家族など、複数端末を一括契約するとかなり安くなる
といった具合です。極端なことを言うと、LINEを全くしない方がLINEモバイルに加入しても、何のメリットも得られません。楽天モバイルにしても同様で、楽天市場で全然お買い物をしない方が加入しても、+αの部分が何もありません。
我慢できるところを決めておく
実際、格安SIM各社が「ウリ」としているところ以外で不便を感じることはよくあります。料金が高めとか、通信速度が安定しない、サポートが…等々。
通話や通信速度、どれもまんべんなくソツがないことを望むのであれば、3キャリアを選んだほうが方が幸せかもしれません。
まとめ
格安SIMへの乗り換えを検討されている方へ、基本中の基本をご説明しました。ざくっとした話で恐縮です。各社の詳細はホームページ等をご覧いただければと思います。
格安SIM会社選びはなんと言っても「自分のニーズにどれだけ合っているかを見極める」ことが大事です。
通信速度は回線増強で一時的に早くなることもあれば、契約者の急増で遅くなることもあり…で、その時々で変化します。
ですので、もちろん通信速度も大事ですが、それ以外の売りを確かめると同時に、自分の要望もしっかり持っておけば、きっといい格安SIMに出会えることと思います。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
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