

スマホが主流になり、月々の携帯電話代にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
その中で、格安SIMが、大手キャリアと比べて月々の携帯電話代が安く抑えられる、と話題になっています。しかし、「格安SIMって本当にお得なの?」「どうやって格安SIMに移行するのか分からない」といった疑問や悩みを持つ方も多いと思います。今回は、格安SIMへ簡単に移行する方法とその注意点、お得に格安SIMを利用する方法をご紹介します。
1. フリーメールのアドレスを取得
格安SIMに移行すると、今まで使っていたドコモやau、ソフトバンクのキャリアメールが使えなくなります。まずは、GmailやYahoo!メールといったスマホでも送受信できるフリーメールのアドレスを取得し、友人やご家族にメールアドレスの変更について連絡をしましょう。この際に、取得した新しいメールアドレスで連絡してしまうと、「登録されていないアドレス」ということで、先方のメールフィルターに引っかかってしまう場合があります。今使っているキャリアメールから、「●日以降は、新しいメールアドレスに変わります。」と、お知らせするようにしましょう。
2. 端末のバックアップを確認
格安SIMに端末ごと移行する場合、電話帳のバックアップを取ることは欠かせません。また、同じ端末で回線のみ移行する場合でも、SIMエラーなどの不具合でデータ消失の可能性もありますので、あらかじめ端末のバックアップを取っておきましょう。
それぞれの大手キャリアでは、バックアップ用のアプリは提供されていますが、これらは格安SIM移行後には使えません。App StoreやGoogle Playに、キャリアに関係なく利用できるバックアップアプリがあるので、ダウンロードをして利用しましょう。ネットを検索すると、無料で利用できるバックアップのアプリの情報が多数掲載されていますので、参考にしてみてください。
3. 業者と料金プランを決めよう!
次に、これからお世話になる業者を選定します。現在の格安SIM業者は、ドコモ回線を使っているところが多く、これらのSIMはドコモのスマートフォンにそのまま挿して使えます。その他、au回線やソフトバンク回線を使った業者もありますので、現在使っている端末をそのまま格安SIMで利用する場合は、どの業者であれば端末を変更せずに利用できるのかを確認しておきましょう。
また、VOLTEなどの通話サービスやLTEなどの高速通信サービスへの対応状況も、業者によってまちまちですので、利用が必須の場合は予め確認が必要です。
料金プランを決めるにあたっては、ご自分のスマホ利用状況を認識することから始めましょう。 設定の通信量が多ければ料金は高くなり、そこに追加代金でSMSや音声通話のオプションを付けることになります。費用は追加になりますが、利用者数の多いLINEを利用するにはSMSでの認証が必要ですので、SMSオプションをつけておきましょう。
格安SIM業者の料金比較は、各社一つ一つをチェックしていては、時間も手間もがかかってしまいます。まずは、まとめられたサイトを参考にしてアタリをつけていけば、時間の短縮になります。何を優先してスマホを利用するのかを決めておけばスムーズです。
4. MNP番号
使用できない業者も一部ありますが、大半の格安SIM業者では、現在使っている電話番号をそのまま使用できます。その場合、大手キャリア同士での乗り換え同様に、MNPを利用して乗り換え前のキャリアから、MNP番号を取得する必要があります。
5. 格安SIMのサイズ
格安SIM業者との契約を行う前に注意があります。まず、確認すべきことはSIMカードのサイズです。一口にSIMカードと言っても、標準SIMカード・micro SIMカード・nano SIMカードの3種類がありますので、気を付けましょう。利用する端末にどのSIMカードが対応しているのかをチェックしてください。
6. 格安SIM業者との契約の仕方
インターネットを中心に広告展開をしている格安SIMですが、実際の契約申込は、インターネットだけでなく直営店舗や家電量販店などの取扱窓口でもできます。どちらの場合でも、免許証などの本人確認書類・契約者本人名義のクレジットカード・契約手数料(3,240円)が必要です。MNP制度を使う場合は、これらに加えてMNP転出料(3,000円前後)とMNP予約番号が必要となります。
即日開通が可能な業者の店頭で申込むと、MNPであっても即時に移行前の通信会社からの変更ができ、タイムラグは発生しません。また、インターネットで申し込んだ場合でもSIMカードが手元に届いてからMNP転入手続きができる「届出方式」を採用している業者であれば、使えない期間が無く格安SIMへ移行できます。
まとめ
手続きに少し不安が残る格安SIMですが、手順と確認すべきポイントに気をつけていれば問題なく移行をすることができます。しかし、格安SIMにも落とし穴はあります。通話がメインで通話アプリ等が利用できない場合は、格安SIMよりも大手キャリアの方が割安になる場合もあります。また、データ移行等自分で手続きを行わななくてはならないことも多く、端末の補償も受けられないというデメリットもあります。格安SIMへの移行手続き自体は簡単ですが、その後のスマホの使い方やアフターサービスについても満足できる内容なのかどうかは、確認をしたうえで手続きをしてくださいね。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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