

格安SIMは、格安スマホをセットで購入して利用するとドコモやauやソフトバンクといったキャリアで利用するよりも、月額料金が圧倒的に安くなるということで、格安SIMのサービスが始まった当初かなり話題となりました。
しかし、格安SIMの利用を開始するためには、スマホがSIMカードや通信を認識するための初期設定を自分で行わなければならないという条件があるため、難しそうだというイメージを中々払拭できないまま現在に至ります。
サービス開始時よりも利用者はかなり伸びた格安SIMですが、スマホに詳しい人が知り合いにいないと格安SIMの利用開始は不安だという人も少なくありません。 そこで、格安スマホが多数リリースされているAndroidスマホの格安SIM初期設定について、方法を解説していきます。
APN設定をクリア出来れば簡単!
格安SIMの設定というワードで検索するとよくヒットするのが、「APN」という単語です。耳慣れない人も多く、普段から日常的に使う単語ではないため、格安SIMはこの単語だけで難しそうというイメージを持たれやすいです。
「APN」とは、アクセスポイントネーム(アクセスポイント名)のことを指します。アクセスポイントネームの設定とは、簡単に言うとどの通信事業者を使ってインターネット接続を行うかという設定です。スマホとSIMカードを設定で繋ぎ合わせることで、スマホが格安SIMの通信を認識して4G回線やLTE回線を使い始められるようになるというわけです。
格安SIMを提供している事業者にもよりますが、このAPN設定を行う前にSIMカード情報の送信を求められることがあります。SIMカードの情報を送信するためには、インターネットに接続されたパソコンが必要となります。
この場合は、格安SIM事業者の指示に従い情報入力画面にアクセスして、必要な情報を入力することでAPN設定を開始できるようになります。
AndroidスマホでのAPN設定の流れ
では実際に、Androidを搭載したスマホで格安SIMを使い始める時のAPN設定の流れについて見ていきましょう。ステップは、大きく分けて6つの行程から成ります。
- SIMカードをスマホに挿れる
- 「設定」を開いて「接続」や「通信」をタップする
- 「モバイルネットワーク」をタップして「APN」をタップする
- 「追加」をタップする
- 契約した格安SIM事業者のアクセスポイント情報を入力する
- アクセスポイント編集内容を保存する
これだけでAPN設定が完了して、今後も入力した情報を基に格安SIMを利用することが出来ます。この時、APN情報が正しく入力されていないと4G回線やLTE回線を使った通信が出来ないため、スマホの画面上部を見て格安SIMを使った通信ができているかを確認しましょう。
今回はAndroidバージョン7.1.1の利用を想定して設定の流れを記載していますが、Androidのバージョンやスマホのメーカーによって設定内の項目名が若干異なることがあります。
まとめ
今では、AndroidOSや格安SIMのサービス内容が進化したため、以前に比べて設定方法がかなり分かりやすく簡単になっています。Androidスマホの場合、APN設定が終わると次はGoogleアカウントの設定に移りますが、この点についても心配は要りません。
Googleのサービス(GmailやGoogle play store等)を起動すると、スマホ側からアカウント名やパスワードを聞いてきてくれます。現状Androidのスマホを使っている人は、今使っているGoogleアカウントについて名前やパスワードを確認しておくと、新しいスマホでお得に格安SIMを利用するとき、初期設定がかなりスムーズになります。

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