

最近よく耳にする「MNP」という言葉ですが、何のことかご存じでしょうか?
MNPとは「Mobile(モバイル) Number(ナンバー) Portability(ポータビリティ)」の頭文字をとった略語で、電話番号を変更することなく他社に乗り換えることができるシステムを指します。
MNPが登場するまでは新しい携帯電話を購入する際、今までの会社を解約し、他社で新規契約するとなると電話番号が変わり大変不便でした。今回、電話番号を変更せずに他社に乗り換えることができるMNPについて、詳しくご紹介します。
MNPのメリットとは
日本では2006年、MNP制度がスタートしました。今までは、他社に乗り換える際は携帯番号が変わリ不便でしたが、MNP制度が登場してからは、今まで利用してきた番号そのままで新しく他社で契約することができ、番号が変わらないので友人に新しい番号を連絡する必要がなく、また、間違い電話の心配も減りました。
加えて、電話番号が変わらないことでユーザーが気軽に他社に乗り換えることができ、携帯電話会社を変更する件数が増え、携帯電話会社同士が刺激しあい、価格が安くなったりサービスが向上することも考えられます。結果的に日本の技術力や競争力を高めることにもつながります。
意外と簡単 MNPの手続きとは
MNPは、「契約中の携帯会社からMNP予約番号を取得」「新しく契約する携帯会社で新規申し込みと携帯電話を購入する」この2つの作業で手続きが完了します。
MNP取得方法
MNPの取得は、電話やオンライン、店頭で行うことができます。自分にとってわかりやすい方法で行いましょう。
MNP乗り換え方法
次に新しく契約する会社での新規申し込みについてご説明します。店頭に足を運ぶか、電話での申し込みも可能です。店頭で直接契約した場合、かかる時間は開通まで30分から1時間です。店頭に直接足を運んだ場合は、混雑していることもありますので注意が必要です。「口座振替」や「クレジットカード」など、携帯電話の使用料金の支払い方法によって、必要なものが違いますので、事前にしっかり確認しましょう。
MNPにかかる費用は?
MNPをする際「MNP転出手数料」「契約解除料」「契約事務手数料」の3つは必ず必要です。
MNP転出手数料
契約中の携帯会社への手数料のことを指し、ソフトバンクは3000円、auとNTTドコモは2000円です。
契約解除料
携帯電話の契約は2年更新のことが多く、更新月のタイミングで解約しなければ発生する料金です。
契約事務手数料
MNPで新規契約する際の手数料で、新しく契約する会社から自動的に換算され、初月に請求されます。
まとめ
自分の利用状況などを見直したときに、今利用中の携帯会社と比べ他社のプランの方がお得になるといったことが、今後も考えられます。他社への乗り換えが必要だと感じるときは、手続きや必要な費用、それぞれのショップで開催されているキャンペーンなどをしっかり確認しておきましょう。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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