

多くの方がスマートフォンや携帯電話を持つ時代です。
新規契約をするときは、ご自分に合った会社を選んで一つの会社と契約する必要がありますが、今の契約会社によほどの愛着がなければ機種変更をする際は、お使いの番号はそのままで他社に乗り換える、MNP(マイナンバーナンバーポータビリティー)での契約がお得です。
数年前に新たな契約スタイルとして登場したMNP(マイナンバーポータビリティー)乗り換えとは、現在使用している番号はそのままで、他社に乗り換えることができるサービスです。
MNP制度が登場するまでは、他社に乗り換えるときは現在の会社を解約してから、新しく他社と契約する必要がありました。
現在の会社を解約し他社との新規契約となると、今まで使用していた電話番号を継続して利用できず、番号が新しく変わることに不便を感じ、他社への乗り換えをせずに今の会社で新しい機種を購入する、機種変更で済ます人も少なくありませんでした。
MNPでの他社への乗り換えについて詳しく見てみましょう。
徹底比較!!賢く携帯電話をのりかえるには?
NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手3社に加え、最近ではワイモバイルや楽天モバイルなどの格安スマホを取り扱う会社も増えており、各会社、乗り換えユーザーを確保するためにさまざまなサービスが用意されており、どの会社を選んで乗り換えるのが一番お得なのか、判断が難しいのが実情です。
大手3社の乗り換えサービスを見てみましょう。
NTTドコモへの乗り換え
最初は、携帯電話会社最大手NTTドコモです。
dポイント進呈
dポイントとは、ドコモの携帯電話料金はもちろん、ローソンやマクドナルドなどお近くのお店、ネット通販などで使えるドコモポイントです。
キャンペーンの特典、進呈されるdポイント数は時期によって違いますので、ドコモショップに確認しましょう。また、お買い物でdポイントを使うことができないお店もありますので、詳しくはドコモの公式サイトをご確認のうえご利用ください。
家族まとめて割
その名の通り、家族でまとめて対象の携帯電話を購入すると、家族みんなでお得に使えるサービスです。
その場でお値引き
同じ店舗で同時に対象機種を購入する際に適応されるサービスで、家族でシェアグループに加入する必要があり、「カケホーダイ」「カケホーダイライトプラン」「データプラン」のいずれかに加入することに加え、「シェアパック」「シェアオプション」のいずれかに契約が条件です。
請求書でお値引き還元
請求書から料金が減額されることにより、還元となります。
キャンペーン期間中に、ご本人の回線に加え別回線で対象機種を購入し、「カケホーダイ」「カケホーダイライトプラン」「データプラン」のいずれかに契約し、2台目を購入した月から2か月後まで「カケホーダイ」「カケホーダイライトプラン」「データプラン」のいずれかに契約を継続しており、加えて「シェアパック」「シェアオプション」のどちらかへ加入が必要です。
割引をご希望の場合、本人か還元を適応される回線をお持ちの方からの申請が必要で、申請された翌月の請求書から、請求料金が減額されることにより還元されます。
ソフトバンクへの乗り換え
続いてソフトバンクへのお乗り換えキャンペーンをご紹介します。
のりかえ下取りプログラム
NTTドコモやauの対象機種を下取りすることにより、実質機種代金が最大24,600円割引になるサービスです。
特典の詳細
割引特典は、通信料金から割引(24回の分割割引)、ソフトバンクカードチャージ(割引特典の総額相当を一括で)、商品券・ポイントなど(割引特典の総額相当)、分割支払金からの割引(24回の分割割引)の中から選ぶことができます。
商品券・ポイント、分割支払金からの割引に関しては実施していない店舗がありますので、詳しくはソフトバンク取扱店にてご確認ください。
また、分割支払金からの割引を選択される場合、機種をご購入されると同時に下取り機種を回収していますので、必要データのバックアップなどを済ませてから手続きをしましょう。オンラインショップでお手続きも可能ですが、特典は商品券・ポイントのみですし、下取りの特典額は機種によって違いますので、詳しくはソフトバンクお取扱店かソフトバンク公式サイトでご確認ください。
サービスを受けるときの条件
他社からの乗り換えと同時に、ソフトバンク取扱店にて指定機種を購入することが条件となっています。
スマートフォン、携帯電話とも「通話定額基本料」「通話定額ライト基本料」のいずれかに加入し、加えて「データ定額サービス」「ホワイトプラン」のいずれかと「パケットし放題フラット」へ加入が必要です。さらに、MNPの翌月末までに下取りの手続きが必要です。
下取りの条件は「正規に購入された機種であること」「下取り対象機種を保有している方がお申込者であること」「製造番号が確認でき、メーカーが保証できないような改造はしていないこと」です。故障機種や初期化されていない機種は下取りできませんのでご注意ください。
auへの乗り換え
最後に、auへの乗り換えキャンペーンについてです。
下取りプログラム乗り換え
NTTドコモやauの対象機種を下取りしてくれるサービスです。
下取りの特典
ご利用料金からの割引、端末本体価格からの値引き還元のどちらかから選べます。
下取りの特典額については、機種によって違いますのでauお取扱店か、auの公式サイトでご確認ください。なお、「故障機種」「初期化されていない機種」「水濡れシールによる水濡れ反応がある機種」「改造などでメーカーの補償を受けられない機種」「下取り対象機種がお申込者本人の所有でない機種」は下取りできませんので、ご注意ください。
下取りキャンペーンのお申込み方法
auショップ、auお取扱店でお申し込みできますが、一部下取りキャンペーンを利用できないauショップがありますので、詳しくはau公式サイトをご覧いただき、店舗検索をしてご確認ください。auオンラインショップ、郵送による下取りも可能です。
オンラインショップや郵送での手続きの場合、後日お値引き相当のWALLETポイントが進呈されることで下取りとなり、新しく購入するau携帯電話本体の値引き還元はできません。
販売店によって特典額が違う
携帯電話を購入する場合、まずNTTドコモなどの公式ショップを考えますが、大型家電量販店や携帯電話ショップなどでも購入できます。
MNPで携帯を購入する際のキャッシュバックは、販売店によって異なりますので、販売方法や端末購入時の還元方法などを確認し、どこで購入すると一番お得かを見てみましょう。
お得ケータイネット
ソフトバンクにお乗り換えの場合キャッシュバック金額が高くお得ですが、残念ながらドコモ、auの取り扱いはありません。
電話販売ショップ
2年縛りではなく、契約時に端末代金が無料になる「一括0円」の機種がたくさんあります。
各携帯会社オンラインショップ
オンライン上で予約でき、さらに最新機種の中から希望の選ぶことができるうえ、アフターサポートもしっかりしており、直接店へ足を運ぶ必要がないため、混雑のストレスがありません。
各会社の乗り換えキャンペーンがあります。
各携帯会社公式ショップ
店舗数が多く、ご自宅の近くに店舗がある可能性があり、最新機種の中から選ぶことができるうえ、アフターサポートがしっかりしており安心です。
各会社の乗り換えキャンペーンがあります。
家電量販店
数多くのデモ機が置いてありますので、さまざまな機種を手に取って見ることができます。携帯電話を購入の際のキャッシュバックが現金ではなく、購入したお店のポイントで支払われることがあります。
まとめ
携帯電話の機種変更をするときは、現在お使いの会社によほどの愛着がなければ、MNP(マイナンバーポータビリティー)での他社への乗り換えが一番お得です。
・NTTドコモは『家族まとめて割』、ソフトバンクは『のりかえ下取りプログラム』、auは『下取りプログラム乗り換え』と大手3社、乗り換えユーザー向けのキャンペーンを実施しています。
・携帯電話は公式ショップ以外でも購入できますが、販売店によって特典が異なりますので、購入の際のキャッシュバックや還元方法を確認して、自分にとって一番お得なお店を選びましょう。
携帯電話の料金は、生活の中でも大きなウエイトを占めますので、できるだけお得に機種変更するためにも、MNP乗り換えはとても賢い選択といえるでしょう。少しでもお得に新しい携帯電話を利用するために、購入するお店も一緒に選びましょう。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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