

機種変更するならMNPがお得、よく目にする情報ですが、実際にはさまざまな費用が発生します。もし、いまMNPを検討しているのであれば、次の3つのポイントをチェックしたうえで契約をしてくださいね。
MNPってお得じゃないの?
お得に機種変更ができる契約方法だと捉えられているMNPですが、実際は今利用しているキャリアで機種変更をする方が、お得なこともあります。
MNPで乗り換えを行なう時には、さまざまな費用が発生します。以前は、高額のキャッシュバックを実施する店舗もありましたが、最近では、この支払い額を超えるキャッシュバックは殆どありません。
MNPが必ずしもお得である、とは言い切れません。
MNPに必要な費用
まずは、MNPを行なう時に、どの程度の費用がかかるのかを確認しましょう。
費用1:違約金
解約違約金については御存知でしょうか?
スマホの請求書を確認してみてください。月々一定額の割引が適用されていませんか?
この割引を対象としたサービスが、俗に「2年縛り」と言われるものです。割引を毎月する代わりに、指定された月以外に解約をすると違約金が発生するのです。
契約開始日の翌月から2年間ということになるため、契約月も入れると25か月目にあたる月だけが無料で解約ができる月となります。
この月に解約を行なわなければ、次に無料で解約をするためには更に2年待たなくてはなりません。MNPでの乗り換えをする場合は、この1ヶ月の間に行なうことで費用を減らすことができます。因みにこの解約違約金はドコモ、au、ソフトバンクの3社では9,500円も請求されてしまいます。MNPを検討するなら時期が重要です。
費用2:MNPに伴う手数料
MNPを行うには、新旧のキャリアに手数料を支払わなければなりません。
具体的には、旧キャリアへ払う引き継ぎ手数料:2,000円と新キャリアでの新規契約手数料:3,000円、計5,000円です。
費用3:機種代金の残債
まず、いま使用している機種の分割支払いは終わっていますか?もしまだなら、ローンの残債を一括で支払わなくてはなりません。
しかも、分割支払いが終わっていないということは、解約違約金が発生する月でもありますので、上記3点、プラス新機種の費用が必要になります。
キャッシュバックを当てにしていると、思わぬ出費で苦労するかもしれませんよ。
まとめ
お得なイメージが強いMNPですが、マイナス面も多いことをご紹介しました。メリット・デメリット両方をしっかりと比較したうえでMNPをするのか今のキャリアで機種変更をするのか見極めてくださいね。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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