

スマホで音楽を聴く人も多いと思いますが、今持っているスマホの音質に満足していますか?
いま「満足していない」と思った人は、オーディオプレーヤーメーカーのONKYOが音質に特化したスマホを販売していることはご存じでしょうか。
ONKYO GRANBEAT DP-CMX1は、2017年2月発売当初からDAP(デジタルオーディオプレーヤー)としても注目を集めている機種で、音質にもこだわったスマートフォン。
DAP+スマートフォンであるGRANBEAT DP-CMX1とはどのような機種なのかをご紹介します。
GRANBEAT DP-CMX1の基本スペック
ディスプレイ | 5.0インチ IPSパネル 静電容量タッチ型 (フルHD解像度 1920 x 1080)(Gorilla Glass Ver.3 採用) |
サイズ (H x W x D mm) | 142.3 x 72 x 11.9 |
重量 | 234 g |
OS | Android™ 6.0 (Marshmallow) |
CPU | Qualcomm MSM8956 Hexa-Core (Dual Core 1.8G+Quad Core 1.4G) |
カメラ | メイン:16メガピクセル (F 2.0) SONY社製 IMX298 Exmor RSセンサー搭載、フラッシュ機能付 サブ:8メガピクセル(F 2.2) |
動画撮影機能 | メイン: 4K UHD (2160p) ライト機能付 サブ: Full-HD (1080p) |
バッテリー容量 | 3,000 mAh / 3.8 V (Qualcomm Quick Charge 3.0対応) |
連続通話時間 | 22時間(シングルSIM, LCDオフ 動作時での目安) |
待受時間 | 480時間(電波状況や設定などの使用状況によります) |
ROM / RAM | 128GB /3GB |
外部メモリ | micro SD x 1 (SDHC, SDXC対応) 最大 256 GB (exFATフォーマット) |
SIMスロット | nano SIM x2 (micro SDとは独立したスロット x2, SIM1: 4G LTE, 3G対応, SIM2: 3G, 2G対応 ) ※KDDIの移動体通信網を利用した通信サービスには対応していません |
スピーカー | フルレンジダイナミック型 x1 |
位置即位 | GPS, GLONASS, A-GPS |
センサー | 加速度センサー + ジャイロセンサー, 電子コンパス, 近接センサー, 照度センサー |
付属品 | Micro USBケーブル(1.0m /データ転送, 充電時使用), AC電源変換アダプター, カードスロットイジェクトピン, クイックスタートガイド |
端末の右側には誤作動を防ぐホールドスイッチ、電源、曲送り頭出しボタン、再生ボタン、SIMカードスロットが、左側にはボリュームノブ、背面にはカメラがついています。
上部には3.5mmジャックのほかに2.5mmバランス端子があり、下部にはデジタル出力が可能なmicro USBとスピーカーがついています。
スマートフォンとしてのGRANBEAT
GRANBEATはSIMフリーです。好きなキャリアを選んで使うことができますが、auやmineoなどのKDDIの移動体通信網を利用した通信サービスには対応していません。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(Nano SIM×2)に対応していて、同時待受ができます。
デュアルSIMの便利な点は、1台の中で2つのキャリアを同時に利用できるので、格安スマホが普及し用途ごとにキャリアを選びたい人にとって嬉しい機能。また携帯2台持ちという人には2つの電話番号を1台にまとめるという使い道もあります。
SIMスロットとmicroSDスロットはそれぞれ独立した構造となっているので、大きなサイズのライブビデオを保存しながらもデュアルSIM機能を使えます。
暗い場所でも色鮮やかに撮れるカメラ
スマホに欠かせないのはカメラ機能ですが、GRANBEATはしっかりとHDRの撮影に対応。F値2.0のレンズは暗いところでも明るく撮影できます。
iPhoneXと比べると、画像の端まで明るく撮れる印象。
またシーンセレクト機能があるので思いどおりの画像を撮影しやすく感じます。
動画撮影は4Kに対応。ビデオモードにしてもズームされないので、近距離でも広角の撮影ができるのは嬉しいですね。
サクサクと快適な操作性
プロセッサコアを6個搭載したHexa-Core CPUを採用したスマホ用基盤を搭載。
処理速度が速く高画質なビデオだってカクカクせずにストリーミングできます。
ダウンロードもスムーズでもたつくことがなく、表示スピードも速いのでストレスがありません。
外出先などでストレスなく音楽ストリーミングが利用できるというのは、とても便利。
ラジオや動画も含めて、新しい音源を高音質で聴きたい時にいつでも聴けるということは、音楽好きにはたまらないですね。
GRANBEATはスマートフォンとしても現代のニーズに合ったものだと感じます。
ミュージックプレーヤーとしての GRANBEAT
音にこだわることで行きついたのは、スマホとオーディオで基盤を分けるということ。
スマホ用とオーディオ用で基盤を分離することで、ノイズ影響が軽減され信号劣化も極限まで抑制する徹底ぶりからも、音質にこだわっていることがうかがえます。
音質は、明るい印象を受け、騒がしい感じもなく、まとまった落ち着きのある音色という印象です。
SONYのWM1Zのような重く響く音ではなく、全体的にクリアですっきりとした音をしています。楽しさや心地よさを感じられる音色。
ピアノの音色に透明感を求める人にはもってこいのスマートフォンです。
品がよくて控えめな余韻はとても美しくきれいで、ONKYOならではですね。
音に対する色付けをやり過ぎることもなく、かといってやらないわけではない、バランス感の良い機種なので評判なのもうなずけます。
2.5 mm 4極端子を搭載している徹底ぶりは、さすがONKYOと言いたくなります。これによりハイレゾを高音質のまま聴くことが可能になっています。
また、AppleのAirPodsが販売されてからワイヤレスヘッドホンユーザーも増えていますが、最大48 kHz / 24 bitでBluetooth伝送可能なaptX HD対応のヘッドホンと接続すれば、クリアな音を楽しみながらワイヤレスの利便性を利用できます。
GRANBEAT DP-CMX1の不満点
薄型の高音質スマートフォンは多種ありますが、GRANBEATは音質では圧勝と言えます。
高音質なスマートフォンを楽しみたい人におススメな端末であると言えるでしょう。
ただ、スマートフォンとして使うには、改善して欲しい点があります。
- ホールドをオンにすると操作ができなくなってしまう。
- ホーム画面でボリュームタブを回すと、サイレントモードが解除される。
- 動画を見ていると、スピーカーの音にタイムラグがあること。
動画再生に関しては改善されると思っていますが、ホールドに関しては再生・曲送りや頭出しボタンのみに適応されるように改善されることを望みます。
ボリュームに関しても着信音の音量は変更できない設定ができるようになると、さらによくなっていくでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
GRANBEATを使うことに対する不満もありますが、GRANBEATはスマートフォンにDAP(デジタルオーディオプレーヤー)を兼ね備えたとても魅力的な端末です。
スマホにアンプを接続しオーディオヘッドホンと接続せずに済むオールインワンのスマホという発想は、オーディオブランドとして伝統あるONKYOだからこそなのでしょう。
GRANBEATの音・バランス接続に関する音質は、他の高音質スマートフォンと比較しても優っていると感じます。
「1台で、いつでもどこでも手軽に、何でも高音質で楽しめる」
スマートフォンとしては軽量級のモデルではありませんが、音質重視なら抜群に魅力的な1台です。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
|
|
|
ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
|