

設計の問題やバグがなかなか解決せずに長時間が経過してしまったことありませんか?「あの時、ああしておけばよかった!」と後悔する日々を送っているプログラマーの方も少なくないはずです。そんな過ちを未然に防ぐ、あるいは、問題が見つかった時のために覚えておくべき心がけを、プログラマーの先輩達は残してくれています。明日からプログラマーとして生まれ変わるために!プログラミングの法則や格言をご紹介いたします。
最初に書いたコードは下書きと思え。
プログラムは何度も書き直していくうちに、綺麗な設計になっていくものです。最初に書いた関数やクラスは躊躇せずにどんどん手直ししていきましょう。そうして書き直していくうちに、自分のプログラミングスキルも高まっていくはずです。
親子の間にもprivateは必要。
オブジェクト指向におけるプログラミングの考え方を表しています。例え継承関係を持った親クラスと子クラスの間でも、アクセスされたくない変数や関数はためらわずprivateにしましょう。そうすることで健全な親子関係が築けるはずです。
尋ねるな。命じよ。
これもオブジェクト指向の考え方を表したものです。相手クラスの変数にアクセスするgetter/setter(Get〇〇〇関数・Set〇〇〇関数)を実装している方も多いと思いますが、相手クラス変数にアクセスするのではなく、クラスに処理を命じるように関数にすることで、独立性の高い健全なコードが書けます。
次の日ぱっと見ると一瞬で原因がわかる。
現場のプログラマーの方であれば「あるある」と思っていただけるかもしれません。長時間集中して考えていた問題も、一度脳をリフレッシュすればあっという間に解決できてしまうこともあるのです。意固地にならず、一度頭を冷やして他の事をやってみるのも手でしょう。
単に問題の解き方を変えるということではなく、解いている問題自体を変えるのだ。
プログラマーでエッセイストのポール・グレアムの名言です。もし大きな壁にぶち当たった時は、目先の問題・バグにとらわれずに見方を変えてみましょう。また抱えている問題の根本となる問題が別のところにある可能性もあるので、常に柔軟に頭を働かせましょう。
有能なプログラマは面倒くさがり屋。
同じことを繰り返した時点でプログラマは負けと、よく言われます。もし同じような処理を書いていると感じたら、すぐさま関数などにまとめましょう。意外にも面倒くさがり屋になることでプログラマーとして成長できるのかもしれませんね。
デバッグ作業が、バグを取り除く過程であるならば、プログラミングとは、バグを入れ込む過程でないとおかしい。
プログラムはいじらなければバグらない。昔よく先輩プログラマーから言われました。開発の終盤ではなるべく変更箇所を少なく、軽微な修正にとどめましょう。そうすればエンバグも少なく済むはずです。
そもそも、デバッギングはコーディングよりも2倍難しい。従って、あなたが可能な限り賢くコードを書くとしたら、定義からして、あなたはそれをデバッグできるほど賢くない。
カナダ出身の計算機科学者であるブライアン・カーニハンの言葉。ではどうすればいいのでしょう?自分の書くプログラムをできる限りシンプルにしましょう。複雑なコードは百害あって一利なしです。
水の上を歩くのも、仕様書通りにソフトウェアを開発するのも簡単だ。どちらも固まっていればの話だが。
たしかに、仕様が固まっていなければ何回でも後戻りが発生してしまいますね。もちろん実際の現場ではなかなか仕様が決まらないことも多いと思います。ですが仕様をこまめに確認することを忘れないようにしましょう。
90パーセントの解を目指す。
開発の残りの10パーセントは、実は難解な難しい問題が残っている。だから、100パーセントを目指さず、90パーセントのクリアを目指しましょう。ソフトウェアは妥協の産物です。最小費用で最大効果を得ることを忘れないようにしましょう。
いかがでしょう。もちろん問題を未然に防ぐことも大事ですが、もし発生してしまった場合はあきらめも肝心なのかもしれませんね。たとえ深刻な問題やバグがあったとしても神経質にならず、その場をやり過ごすくらいの気持ちで柔軟に問題解決にあたるのが賢いプログラマーなのかもしれません。

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