

『楽天モバイル』はキャンペーンが豊富で価格も安いこともあり、大変人気のあるMVNOです。今回はそんな楽天モバイルのプランを紹介しつつ、他社との比較を行っていきます。楽天モバイルに乗り換えを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
本記事の目次
楽天モバイルで取り扱っているSIMは3タイプ
他社と比較:ベーシックプランの場合
他社と比較:3.1GBプランの場合
他社と比較:5GBプランの場合
他社と比較:10GBプランの場合
他社と比較:20GBプランの場合
他社と比較:30GBプランの場合
『スーパーホーダイ』ってどんなプラン?
楽天モバイルは本当に安い?
楽天モバイルは2018年10月よりau回線でのサービスも開始し、ドコモ回線に加えてau回線も選べるようになりました。
公式サイトで”格安スマホ契約数No.1”と謳っている楽天モバイルですが、なぜ楽天モバイルは選ばれているのでしょうか?
それでは、楽天モバイルのプランを詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルで取り扱っているSIMは3タイプ
楽天モバイルは、『データSIM』、『050データSIM』、『通話SIM』の3タイプのSIMを取り扱っています。
ちなみに、『SMS機能なしのデータSIM』の「ベーシックプラン」が最も安く、月額料金は525円(税別)で、月額料金が最も高いは、「スーパーホーダイプランLL」の、6980円になります。
※スーパーホーダイは、1~2年目は楽天会員になったり、最低利用期間を長く設定することで割引が適用されますが、3年目以降は割引がなくなるので注意が必要です。
一番安いプランは、組み合わせプランの「ベーシックプラン」ですが、高速回線は利用できません。高速回線を利用したい場合は3.1GB~30GBのプランを選んでください。
ドコモ回線で尚且つ通話SIMでしたら、10分以内の国内通話かけ放題がついた「スーパーホーダイプラン」も選ぶこともできます。
続いて、それぞれのSIMについて簡単にご紹介します。
『データSIM』はデータ通信のみとなり、通話やSMSの利用ができません。インターネットやアプリが使えればいいという方はこちらを選ぶと安く済みます。
『050データSIM』は、データSIMの機能に加え、SMSが使えるようになります。『Viber』を使って050番号で発信・着信ができ、発信時に相手に050番号を通知することもできます。しかし、逆に非通知発信ができなかったり、110番や119番などには発信することができないので、通話SIMとどちらがいいかよく考えて契約することをオススメします。
『通話SIM』は、データ通信と090などの番号を使っての音声通話が可能です。つまり、大手携帯会社と同じような感覚で使えるSIMになります。ただ、先に紹介した2つのSIMとは違い、最低利用期間があるので注意が必要です。
組み合わせプランの場合は、最低利用期間が12カ月となり、それより前に解約する場合は、9,800円(税別)の違約金がかかります。
スーパーホーダイプランの場合は、契約内容により12カ月~36カ月の最低利用期間があり、違約金が9,800円~29,800円(税別)と、かなり高額になっています。
利用期間に縛りがあるものの、プランによっては最低利用期間が1年と大手より短く、自動更新がないというのは嬉しいポイントです。
しかし、MNPを利用して楽天モバイルの通話SIMへ乗り換える際は、プランをよく見比べて検討してください。
次は、各料金プランを詳しくみていきます。
他社と比較:ベーシックプランの場合
『ベーシックプラン』は、月額料金を安く抑えられる代わりに、通信速度が最大200kbpsと遅く、高速通信回線が利用できません。
月額料金を各SIMタイプ別に見てみると、データSIMが525円(税別)、050データSIMが645円(税別)、通話SIMが1,250円(税別)となっています。
価格が安いのですが、通信速度が最大200kbpsではネット検索にも時間がかかりますので、LINEでのメッセージのみやメールができればいいという方でなければオススメできません。写真や動画の送受信にもかなり時間がかかると思います。
ちなみに、料金が安いことで有名なDMMモバイルは、データ通信SIMの『ライトプラン』が月額料金440円と楽天モバイルより安いので、安さにこだわりたい方はDMMモバイルもチェックしてみるといいと思います。
他社と比較:3.1GBプランの場合
名前の通り、毎月3.1GBまでの高速回線が利用できるプランです。月額料金は、データSIMだと900円(税別)、050データSIMは毎月1,020円(税別)、通話SIMが1,600円(税別)となっています。
他社の格安SIMの料金も見てみると、3GBのデータSIMプランを月額900円前後で提供しているところも多くなっています。楽天モバイルは同じ価格帯の月額料金で、毎月100MBだけ他社より多く高速回線を多く利用できるという感じです。
月額料金だけを見ると、3GBのプランもDMMモバイルが最安値となっていますが、楽天モバイルでは『10分かけ放題』など様々なオプションがありますので、月額料金だけではなく、自分にとって利便性の高いオプションがあるかという所にも注目して選ぶようにすると、利用時の満足度が高くなると思います。
他社と比較:5GBプランの場合
高速回線が毎月5GBまで利用できるこのプランの月額料金は、データSIMだと1,450円(税別)、050データSIMは1,570円(税別)、通話SIMが2,150円(税別)となっています。
他社のプランを見ると、やはりDMMモバイルが一番安く、IIJmioのみおふぉんは、以前の5GBの料金で毎月6GBまで高速回線が利用できるようになりました。
他社と比較:10GBプランの場合
10GBも高速回線を使えるとなると、インターネットの利用時間が長い方でも満足度は高い思います。
10GBの月額料金は、データSIMだと2,260円(税別)、050データSIMは2,380円(税別)、通話SIMが2,960円(税別)となっていますが、やはり料金を比較するとDMMモバイルの方が安いです。
楽天モバイルでは、以前は10GB以下のプランだと、3日間の通信速度制限がありましたが、2017年3月から3日間の通信速度制限が撤廃されました。
※au回線のプランでは、直近3日間あたりの通信量が6GBを超えた場合や、高速通信をOFFにしている状態で3日間あたりの通信量が366MBを超えた場合に、通信速度が制限される場合があります。
ちなみに、みおふぉんやBIGLOBEモバイルなどでは、楽天モバイルでは取り扱っていない12GBのプランがあるので、もうちょっとだけ使いたいという方はそちらを選んだ方が安く済むかもしれません。
他社と比較:20GBプランの場合
まだ限られてはいますが、20GBのプランを取り扱っている会社も増えてきました。
20GBプランの月額料金は、データSIMだと4,050円(税別)、050データSIMは4,170円(税別)、通話SIMが4,750円(税別)です。
他の組み合わせプランもそうですが、使ってみてデータ容量が多い・少ないと感じた場合は、手数料無料で毎月1回まで他の組み合わせプランに変更ができるので、10ギガでは足りないかもと思う方は、一度20GBを利用してみてもいいかと思います。
他社と比較:30GBプランの場合
30GBのプランを取り扱っている会社はごく限られているので、大容量プランで契約したい方には大変魅力的なプランと言えます。
30GBプランの月額料金は、データSIMでは5,450円(税別)、050データSIMは5,520円(税別)、通話SIMだと6,150円なので高く感じますが、大手携帯会社と比較すれば大変お得な価格設定になっています。
ちなみに、30GBのプランは、mineoやBIGLOBEモバイル、イオンモバイルなどでも取り扱っています。エキサイトモバイルでは、更に50GBまでのプランもあるので、興味のある方は公式HPを覗いてみて下さい。
『スーパーホーダイ』ってどんなプラン?
楽天モバイルでは、通常の組み合わせプラン以外に、通話SIM、ドコモ回線のみの『スーパーホーダイ』というプランがあります。
スーパーホーダイは、『高速通信容量2~24GB』、『10分以内の国内通話かけ放題』、更に『高速通信容量を使い切った後は最大1Mbpsで使い放題(回線が混み合う時間帯は最大300kbps)』を含んだS、M、L、LLの4つのプランがあり、初月は、どのプランもプランSと同額で契約ができます。
組み合わせプランだと、高速回線容量を使い切った後は最大200kbpsまでに速度が落ちてしまうので、つい容量オーバーしてしまいがちな方なら、高速通信容量を使い切った後でも最大1Mbpsで使えるというところだけでも大変魅力的なプランといえます。
かけ放題のオプションも、以前は5分以内だったものが、2018年7月から同じ基本料金で10分以内に延長されました。電話をよく掛ける方ならこちらも大変魅力的なポイントです。
『楽天でんわ』のアプリから電話をかけた場合に『10分かけ放題』が適用されるのですが、通話音質は普通の電話回線と差を感じませんし、10分経過後も通常の電話料金が半額になります。
更に、25日までにプラン変更をすれば、翌月は他のスーパーホーダイのプランに手数料無料で変更が可能なので、初月だけお得に大容量プランを試してみることもできちゃいます。
月額料金は、2GBのプランSなら2,980円(税別)、6GBのプランMなら3,980円(税別)、14GBのプランLなら5,980円(税別)24GBのプランLLなら6,980円(税別)となっています。
少し高く感じると思うのですが、スーパーホーダイでは2種類の割引があり、2年目までは月額料金をお得に割引いてもらえます。
割引条件は以下の2種類です。
①楽天会員かどうか
楽天会員なら2年間ずっと500円割引、ダイヤモンド会員なら1年目が更に500円引きになります。楽天市場をよく利用していて、すでにダイヤモンド会員の方ならかなりお得に利用できます。
②最低利用期間が長いほどお得
最低利用期間は1年~3年まで自分で設定でき、最低利用期間が長いほど、2年目までの月額料金がお得になります。
最低利用期間が3年だと1,000円、2年だと500円を2年間毎月割引かれます。
ただ、割引されるのは最初の2年間のみなので、3年目は通常料金になります。3年契約が一番割引されるからと思って3年契約にしたけど、3年目になると月額料金が急に高くなったということがないように、よく考えて契約をしてください。
楽天モバイルはプランがたくさんありますが、ご自信の使い方によってどのプランがお得かは変わってくると思います。
電話をよくかける方や、よくデータ容量を超えて低速回線で我慢して月末まで使っている…という方はスーパーホーダイ、電話はあまり使わない、データはだいたい毎月余るという方は組み合わせプランにするといいかも知れません。
組み合わせプランからスーパーホーダイへの変更は、最低利用期間が過ぎていなくても手数料無料で変更ができますが、スーパーホーダイから組み合わせプランへの変更は最低利用期間が経過しないと出来ませんのでご注意ください。
組み合わせプランやコミコミプランからスーパーホーダイへの変更は、以前は割引が適用されませんでしたが、2018年7月25日(水)10:00からは割引が適用されるようになりました。
組み合わせプランの中でのプラン変更や、スーパーホーダイの中でのプラン変更なら毎月1回まで手数料無料でできますので、データ容量については契約後に気軽に考えなおすことができます。
楽天モバイルで販売しているの端末代は安い?
楽天モバイルでは、頻繁に端末を安く買えるキャンペーンを実施しているため、手に入れたい端末をSIMカードと同時に安く手に入れることができることもあります。
キャンペーン価格での購入は、以前は新規契約者のみ対象でしたが、既存ユーザーへも端末購入キャンペーンが実施されるようになり、更に、楽天モバイルで取り扱っている全機種を楽天モバイル会員限定価格で機種変更ができるようになりました。
※機種変更によってSIMのサイズが変わってしまう場合はSIMのサイズ変更が必要になり、SIMカード1枚につき3,000円の手数料がかかります。
まとめ
楽天モバイルは月額料金が比較的安く、データ容量もたくさんの種類から選ぶことができます。
更に、楽天会員にとっては、楽天モバイルの利用料金でポイントが貯まったり、契約時の設定によっては自動的に利用料金に楽天ポイントが使用され、ポイントで利用料金が安くなるにという所も魅力の1つです。
キャンペーンを豊富に行っており、10分以内のかけ放題のオプションがあり、楽天会員や既存の楽天モバイル会員に対してのサービスも良くなっているので、あらゆるユーザーが満足できるというところが、選ばれる理由なのではないでしょうか。

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