

格安SIMを契約すると、自分で初期設定をしなくてはなりません。
楽天モバイルでも同じです。
初期設定となると、とても複雑に感じて不安になりまりませんか?
でも、どんな設定でも手順をふんでいけば、とても簡単なものです。
そこで今回は、楽天モバイルの初期設定をご紹介していきます。
楽天モバイルで必要な初期設定
楽天モバイルにおいて必要な初期設定は次の通りです。
・APN設定
・楽天メールの登録設定
・GoogleアカウントやApple IDの取得と設定
・アドレス帳の移行
主にAPN設定のことを初期設定と言いますが、APN設定以外にもいろいろと設定することがあります。
楽天モバイルでは「〇〇〇@rakuten.jp」のアドレスを無料で取得可能です。
⇒楽天モバイル(公式)楽天メールの登録設定方法
Android端末でGoogleアカウントを持っていない場合は、Googleアカウントを取得することから始める必要があります。
もしGoogleアカウントを持っているのであれば、使えるように同期をしましょう。
⇒楽天モバイル(公式)Gmail登録設定方法(Googleアカウントの取得と設定)
一番大事なのは、APN設定
楽天モバイルのSIMカードをスマートフォン端末に挿しこんだら、APN設定をしましょう。
APN設定は、インターネット(データ通信)をするために必ず必要な設定です。
キャリアの端末を持っている場合はする必要がなかったのですが、格安SIMでは自分でAPN設定を行う必要があります。
どうしてAPN設定をするの?
APN設定の「APN」とは、「Access Point Name(アクセスポイントネーム)」を略したもので、インターネットを接続するための接続先設定のことを言います。
MVNOは大手キャリアのインターネット回線を借りて運営をしていますが、接続先であるサーバーは自社サーバーです。
自社サーバーに接続をしてインターネット通信を可能にするためには、APN設定をして「楽天モバイル」の接続先を認識させる必要があります。
楽天モバイルでもAPN設定が必要ない場合がある
楽天モバイルでも、APN設定をする必要がない場合があります。
・楽天モバイルの「スマートフォン+SIMカード」をセット購入した場合
・一部のAndroid版SIMフリー端末を購入した場合
楽天モバイルで「スマートフォン+SIMカード」をセット購入した場合は、あらかじめAPN設定がされている場合が多いです。
一部のAndroid版SIMフリー端末には、あらかじめいくつかのMVNOのAPN設定がされている場合があり、SIMカードを挿して接続先を選択するだけでインターネット通信が可能となるものもあります。
楽天モバイルを検討していて初期設定に不安を感じる人は、こうしたあらかじめAPN設定がされているスマートフォン端末を選ぶことがおススメです。
現在使っているスマートフォン端末をそのまま利用してのりかえる場合やiPhoneシリーズを使う場合は、きちんとAPN設定を行いましょう。
楽天モバイルのAPN設定手順
楽天モバイルでは、iOS(iPhone)とAndroidではAPN設定の方法が違います。
iOSの場合
iPhoneなど、iOSのAPN設定は、APN構成プロファイルといわれるファイルをインストールするだけで完了してしまいます。
1.iPhoneを自宅のWi-Fiなどに接続する
2.ホーム画面からブラウザ(Safari)を起動する
3.プロファイルのURLにアクセスする
4.構成プロファイルをインストールする
5.iPhoneのパスコードを入力する
6.インストールを完了させる
これでiOSでのAPN設定は完了です。
APN構成プロファイルは2種類ある
楽天モバイルでは、iPhone用のAPN構成ファイルが2種類あります。
申込種別006、007(rmobile.jp)⇒コチラ
申込種別008、009(rmobile.co)⇒コチラ
メンバーズステーションで申込種別を確認の上、プロファイルのダウンロードをしましょう。
他のキャリアやMVNOのAPN構成プロファイルは削除しよう
iPhoneでは、APN構成プロファイルは1種類しか持つことができません。
楽天モバイルのAPN構成プロファイルをインストールしようとしてもできない場合があります。
違うキャリアやMVNOなどから楽天モバイルにのりかえをしてきた場合は、以前のものを削除してから楽天モバイルのAPN構成プロファイルをインストールしましょう。
1.ホーム画面の「設定」→「一般」をタップ
2.「プロファイルとデバイス管理」もしくは「プロファイル」をタップ
3.削除をしたい「APN構成プロファイル」をタップ
4.「プロファイルを削除」をタップ
5.「パスコード」を入力
これでAPN構成プロファイルの削除が完了です。
⇒楽天モバイル(公式)iPhone用のAPN構成プロファイル削除方法
Androidの場合
Android端末の場合はiOSと違い、自分で入力してAPN設定をしていきます。
アクセスポイント名やパスワードなどの入力の際には、入力間違いに注意をして進めていきましょう。
1.ホーム画面の「設定」→「その他」をタップ
2.「モバイルネットワーク」をタップ
3.「アクセスポイント名」をタップ
4.APN画面上の「メニュー」をタップ
5.「新しいAPN」をタップ
6.アクセスポイントの編集画面で必要項目を入力
7.「保存」をタップ
8.先ほど入力したアクセスポイント名を選択
これでAndroid端末でのAPN設定は完了です。
あとは、「データ通信を有効にする」にチェックがONになっているかを確認しましょう。
⇒楽天モバイル(公式)APN設定方法(Android OS 端末)
アクセスポイント編集の詳細
アクセスポイントに関しては、楽天モバイルから届くSIMカードの台紙にも記載がされているので確認しておきましょう。
申込種別006、007(rmobile.jp)の場合
APN名 | rmobile.jp |
ユーザ名 | rm |
パスワード | 0000 |
認証方法 | PAPまたはCHAP |
接続方法(PDP Type) | IP接続 |
MCC | 440 |
MNC | 10 |
申込種別008、009(rmobile.co)の場合
APN名 | rmobile.co |
ユーザ名 | rm |
パスワード | 0000 |
認証方法 | PAPまたはCHAP |
接続方法(PDP Type) | IP接続 |
MCC | 440 |
MNC | 10 |
手軽にAPN設定をしたいなら「楽天モバイル SIMアプリ」
「楽天モバイル SIMアプリ」でもAPN設定ができます。
ただし、APN設定の補助機能があるのはAndroid版のみで、iOS版にはありません。
1.「楽天モバイル SIMアプリ」をインストールして起動する
2.ユーザー名とパスワードを入力してログインする
3.メニューの「APN設定」をタップ
4.設定項目の横にある「コピー」をタップし、「設定画面を開く」をタップ
5.「+」をタップしてアクセスポイント名を追加し、「アクセスポイントの編集」を表示
6.コピーした項目を貼り付ける
「名前」「APN」「ユーザー名」「パスワード」「認証タイプ」の全てを貼り付け終わるまで、操作を繰り返します。
7.「保存」をタップ
「データ通信を有効にする」をONにして、完了です。
⇒楽天モバイル(公式)【Android端末共通】アプリを使ったAPN設定方法
さいごに
いかがでしたでしょうか。
楽天モバイルでの初期設定は、主にAPN設定のことを言います。
インターネット(データ通信)をするのであれば、避けて通ることはできません。
スマートフォン端末のOSや申込種別によって多少の差はありますが、するべきことは同じです。
iOS端末:APN構成プロファイルのインストール
Android端末:APN情報の入力(楽天モバイル SIMアプリでも設定可能)
自分で一度設定をしてみると、案外簡単にできますよ。
ですが、APN設定をしたくないのであれば、あらかじめAPN設定がされている端末を購入しましょう。

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