

SIMフリーという言葉を耳にすることも増えましたが、興味がなければいまだ何のことかあまり知らないという人も多いでしょう。
今回はSIMフリーの基本的な説明のあと、SIMフリーが使える低価格の初心者向けスマートフォンを紹介していきます。SIMフリーの基本的なことを知り、低価格で使えるスマートフォンを今後の選択の一つにしてください。
◆携帯キャリアの契約がいらないSIMフリー
そもそもSIMとは何か?ということですが、ずばり小さなカードです。ネットや通話をするために必要な小さなカードで、SIMカードには契約者情報(電話番号など)が記録されています。
販売店で下取りをしたとき、店員が小さなカードを抜き取る様子を見たことがりませんか?大人の親指の爪の幅におさまるサイズの小さなカードがSIMです。ドコモやソフトバンク、auなどの携帯キャリアが販売するスマホやタブレットには、契約したキャリアでしか使えないようにロックがかけられています。
つまり、携帯キャリアのSIMは他の携帯キャリアでは使えないようになっているのです。この他の携帯では使えないようにしている「SIMロック」という制限がないことを、「SIMフリー」と呼びます。
SIMフリーのスマホはキャリアと契約を行わなくても、メーカーなどから直接購入することができ、格安の通信プランを出している通信会社と契約することができます。
これらの格安プランを出している通信会社のことを「MVNO」と言い、「OCNモバイル」「IIJmio」「楽天モバイル」「mineo」「U-mobile」「NifMo」「UQ mobile」 などがありますので、自分にあった料金プランを選んでいきましょう。
◆通信費が安くなるだけではないSIMフリーのメリット
SIMフリースマホを使う一番の良い点は、なんといってもMVNOによる月々の通信プランが低料金であることです。
ソフトバンクやドコモといった大手のキャリアですと毎月8000円以上維持費がかかってしまいますが、SIMフリーであれば月額数百円というのも夢ではありません。ただし、使用内容を最低限にして、使用頻度を切りつめる必要が出てくるため、注意が必要です。
しかしながら、「格安SIM」「格安スマホ」という売り文句が、世の中にあふれるだけのことはあります。SIMフリースマホの最大のメリットは低コストでおさえられる価格面でしょう。
また、SIMフリースマホのメリットは月々の維持費が安いだけではなく、海外出張や旅行先でレンタルSIMを入手すれば、日本で使用しているスマホがそのまま使えるので通信コストを大幅に低減することができます。
他にも欲しい機種や友達から譲ってもらったスマホの使用もできますので、端末代金を安くおさえることも可能です。この方法を活用すれば個人用と家族用のような使い方もできます。
◆はじめてのSIMフリーにおすすめの低価格スマホ
性能や機能は高機能とは言えませんが、必要十分といえるものを紹介します。はじめてのSIMフリーで、いきなり高いスマホを購入するのに不安を感じる場合、サブのスマホとしてまずはSIMフリーに慣れるつもりでおすすめするスマホです。
SIMフリーのメリットを感じるには、SIMフリースマホを購入しなければなりません。有名なキャリアだとスマートフォンの端末代金と通信料がつながっているため端末価格が安いですが、通信契約なしでSIMフリー端末を購入するとなると、思いがけないほど金額がかかってしまいます。
そこでSIMフリーでも端末代金が安いおすすめのスマホをいくつか紹介します。
goo g06
消費税込みでも8,000円台で買えるので、使い捨て程度の認識で初心者に適しているでしょう。バッテリーは1,700mAhと低い数値ですが、サブ機とすれば十分な容量です。スペックは褒めるところもなく、動作を遅く感じる人もいるでしょうが、「試しに買ってみた」と思えれば十分でしょう。
色は低価格ながら豊富に揃えられており、ピンク・ホワイト・インディゴ・カーキ・ブラックがあります。
ZTE VLADE E01
先に説明したgoo g06のディスプレイサイズより、大きめが欲しい人には向いています。市場価格は1万円程度ですので、サブ機にできる価格です。バッテリーはgoo g06より大きく2,200mAhとなっており、普段使いにも耐えれそうです。ボディカラーはホワイトとブラックの2色があります。
ASUS Zenfone GO
価格はぎりぎり1万円台キープですが、中古を狙えばまだ安いものを狙えます。性能は1世代前ですが、安いのを狙いすぎての低スペックよりは上なので、サブ機としての性能は十分です。
バッテリーは3,010mAhとなっており普段使いをしても、日中は十分使用できそうです。ボディカラーは豊富で、ブラック・ホワイト・ブルー・レッド・ピンクがそろっています。
ASUS Zenfone2 Laser
Zenfone2の廉価版モデルになりますので、コスパ重視のサブ機としておススメできます。価格は18,000円ほどですが中古でなら15,000円台も狙えます。
高スペックとは言えませんがLINEや軽いゲーム程度なら十分なスペックです。バッテリーは2,400mAhですので普段使いにも大丈夫そうですボディカラーはブラック・ホワイト・レッド・ゴールド・グレーとなっています。
◆まとめ
SIMというキャリアの制限をSIMフリーとすることで、キャリアにしばられない格安プランが選択できるようになります。
SIMフリー未経験の初心者には、さらに格安の通信プランだけでなく、端末も入門機としておすすめスマホを4台を紹介しました。他にもSIMフリー端末はありますので、SIMフリー初心者の入門機以外にも検討してみてください。ご自身にあった価格や性能のスマホが見つかるかもしれません。

販売店比較早見表
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詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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