スマホなどの携帯端末の中に入っているデータの中で、最も重要なものの一つに電話帳があります。電話帳には家族や友人、同僚を始めとした関わり合いのある人たちの電話番号やメールアドレスなどが記録されており、それを普段から使っているせいで素で覚えている人はあまりいないでしょう。
連絡先を間違えて消去してしまった場合、SNSや共通の友人を通して確認して再度登録したりと、とても面倒な作業を行う必要が出てきます。機種変更の時もこの連絡先を消去していいものといけないものとを間違えて伝えてしまったりしないか心配になるものです。
電話帳を移行したりする際におろそかにできないものがバックアップです。なるべく電話帳を最新の状態に保てるよう、こまめにバックアップを取ることで間違えて消去したりしたときにもデータを呼び戻すことができます。しかし、バックアップの方法はアンドロイドとiPhoneとで変わってきますので、その二つを比較しながらバックアップの方法をご紹介していきます。
①アンドロイドのバックアップ
アンドロイドの場合、クラウドに保存する方法とSDカードに保存する方法の二つがあります。
クラウドに保存
クラウドに保存、とはデータを携帯内部ではなくサーバーに保存する方法のことをいいます。携帯内部ではないため端末の保存容量に関係なく、データの量が増えても通信速度が遅くなることもありません。
また、クラウドを利用してバックアップする場合は携帯電話の紛失や損失の際もデータを失うことがないのも嬉しいポイントです。設定で定期的に自動でバックアップをするようにしておくと安心でしょう。
しかし、クラウドの容量には上限があり、契約している容量をオーバーするとそれ以上保存できなくなります。容量が一杯になってもまだ保存したい場合は追加料金で容量を増やすか、必要のないデータなどを消去する必要が出てくるので注意が必要です。
SDカードに保存
iPhoneユーザーが機種変更した時に、最も感心するのがSDカードの便利さであるといいます。他の携帯会社から電話番号を引き継ぐ場合もSDカードを入れ替えるだけで完了してしまいます。
自動更新されるクラウドとは違い、端末上で消去したりしてしまった場合もSDカード内にバックアップ前のデータが保存されているので、リカバリーも可能です。アンドロイドの場合はクラウドとSDカードの両方を使うと万全でしょう。
アプリに保存
電話帳の保存や移行のためのアプリも出ています。例えば「yahoo!かんたんバックアップ」というアプリでは、連絡先だけでなく画像や動画の保存も可能です。アンドロイドの場合は定期的なバックアップも可能で、復元も1タップという簡単さで復元できるので携帯電話の破損、機種変更の際も楽にデータを復元することができます。
②iPhoneのバックアップ
iPhoneのバックアップ方法は以下の3種類があります。
iCloudに保存
iPhoneの場合、アップル独自のクラウドであるiCloudでバックアップするのが一般的です。iCloudでバックアップをした場合、携帯会社を変更してもiPhoneを使っているのであれば同じアカウントを利用してデータを引き出すことも可能です。
アンドロイドの場合、ドコモからソフトバンクに変更しても、別々のクラウドを利用している為データを引き出せませんが、iPhoneであれば同じクラウドを利用している為データを共有できるのです。また、パソコンにも保存することが可能なので万が一の場合もパソコンに接続することで解決します。
Googleコンタクトに保存
Googleコンタクトには「iPhone内にある連絡先を同期する」という項目があり、Gmailにバックアップさえ取っておけば携帯からもパソコンからもアクセスできます。また、どの端末からも共通した情報にアクセスすることができるので、携帯電話を忘れたりした場合でも他の端末からアクセスすることが可能です。
iPhone転送で保存
「iPhone転送」というソフトも便利なもので、重複している連絡先のチェックやwindowsで利用しているoutlookに連絡先を送信することができます。他にもインポートやエクスポートを利用して、他の端末にデータを移行することもできるのです。
まとめ
アンドロイド、iPhoneのどちらもクラウドサービスによるバックアップは必須になります。更に、アンドロイドではSDカード、iPhoneではパソコンやインターネットを使用する方法で二重のバックアップを取っておけば何かあってもデータをリカバリーすることができるでしょう。
大事な連絡先を守るため、自分の端末に適した方法でバックアップを取るようにしましょう。
販売店比較早見表
|
店舗名 |
詳細 |
|
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
|
|
|
|
ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
|
』
