
スマートフォンや携帯電話の製品サイクルはひじょうに早く、新しいものが次々と登場し、パソコンと比較しても、変わらないほどの処理性能を持った機種が沢山ありますが、値段も決して安くはありません。
スマートフォンを現在使われている方の中には、格安スマホでは満足することができないけれど、できれば端末代金を安くおさえたいため、少々型落ちしていてもいいと考えて、中古のスマートフォンの購入を検討される方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、中古の携帯電話の購入前に必ず確認しておきたい3つの注意点をご紹介します。
1.商品の状態や保証の確認をする
中古での購入を検討するには、スマートフォンに限らず、精密な電子機器の場合、購入後の返品や交換には応じてくれないことが多いので、商品の状態をしっかりと確認する必要があります。
中古のスマートフォンなので、多少の使用感やスレは仕方がないとしても、大きなアタリ傷や凹みは、内部機器に影響を与えていることもありえない話ではありません。また、付属品やメーカー保証期限なども確認し、じゅうぶん納得したうえで、購入を決めることが大切です。
2.利用制限の有無の確認をする
スマートフォンや携帯電話には、外出先で紛失や盗難にあったときや、支払いが滞納されたときのために、キャリア側が遠隔操作をして不正に使用することができなくなるよう、ロックをかけることができるようになっています。
ごく稀に、盗難品であったり、偽の個人情報を使用して不正契約された端末などが、中古として販売されていた場合、キャリア側からの利用制限をかけられたままになっているため、正規契約されたSIMカードを挿入しても利用することができないため、通称「赤ロム」の端末と呼ばれています。
万が一購入した端末が「赤ロム」だった場合にショップが交換に対応してくれるかどうかを事前に確認しておくことは、ひじょうに重要なことですので、忘れずに確認しましょう。
2.ネットワーク制限の有無を確認する
ネットワーク利用制限とは、通話・通信の利用に制限が掛かっていないかを調べることで、これに制限が掛かっていると「赤ロム」の状態ですので、購入しても利用することができないという、トラブルに見舞われてしまいます。
中古スマートフォンや携帯電話(ガラケー)には、全て製造番号(IMEI)がありますので、キャリアごとに端末本体の製造番号を元にネットワーク制限がかけられているかどうかを確認することが簡単にできますので、調べておきましょう。
※携帯電話の裏側等に書かれた製造番号もしくはIMEIと書かれた後にある15桁の英数字を以下のサイトに入力し照会します。照会の結果が☓もしくは△と表示された場合は制限がかけられているので確認しましょう。
- auネットワーク利用制限携帯電話機照会
https://au-cs0.kddi.com/FtHome - Docomo ネットワーク利用制限確認携帯サイト
https://nw-restriction.nttdocomo.co.jp/top.php - softbankネットワーク利用制限携帯電話機の確認
https://ct11.my.softbank.jp/WBF/icv
3.所有しているSIMが利用可能かを確認する
現在SIMフリーと呼ばれる機種が数多く販売されていますが、機種やメーカーによって利用できるSIMカードが決まっています。また、格安で販売されているSIMカードが対応していないこともあるので本体と所有しているSIMカードの相性を確認することも大切です。
SIMカードには3つの規格がある
SIMカードのサイズには3つの規格がありますが、意外と知られていない方も多くいますので、注意しましょう。
もしSIMカードのサイズが合わない場合は、小さいサイズのSIMカードから大きいサイズへ変換するためのアダプターも販売されています。お近くの家電量販店で200円前後で購入できますので、用意しましょう。
- 標準サイズのmini SIM(15×25mm)
- 1周り小さいmicro SIM(12×15mm)
- 更に小さいnano SIM(8.8×12.3mm)
まとめ
さて、中古のスマートフォンを購入するための3つの注意点はいかがでしたでしょう?
携帯電話に限らず、中古の商品を購入する際には、必ず購入する前に確認をするということがきわめて重要になりますので、個人で気軽に売買できるオークションなどの利用は控えて、購入に対しての保証をしてもらえる、大型店舗で実際に手に取って確認をするようにしましょう。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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