

ワードプレスを始めたばかりの人にとって、デフォルトのままだと記事の投稿が難しく感じることがあります。また、せっかく記事を投稿してもそれがうまく検索エンジンに伝わらず、アクセスが増えなくて悩むこともあるでしょう。ワードプレスがこれほどまでに爆発的な広がりを見せたのは、「プラグイン」の豊富さと便利さにあるといっても過言ではありません。でも、ワードプレスのプラグインは、なんと数千種類もあると言われています。「プラグインは便利という話は聞いたことがあるけれど、結局どれを入れておくべきなの?」「日本語対応されていないプラグインも多いし、たくさんありすぎてよくわからない・・・。」「インストールしたけれど、設定方法がわからない・・・。」との悩みも尽きません。
ブログを書く効率や見た目を良くする目的のプラグイン
CKEditor for WordPress
ワードプレスで記事を書く際に、HTMLを知らなくても、無料ブログのような感覚で投稿ができるプラグイン。「ビジュアルエディター」と呼ばれるもので、文字のサイズや色、見出しの設定や画像の挿入まで、わかりやすいアイコンで表示してくれます。ワードプレス初心者でもこのプラグインが入っていれば、苦手意識なく記事を書けるのでおすすめです。
<表のレイアウトが便利>
デフォルトのエディターでは、テーブルと呼ばれる表を挿入するのが難しいですが、このプラグインを入れれば簡単に表のレイアウトができます。
<文字に色をつける機能も楽々>
ビジュアルエディターは、まるで無料ブログツールのようにいろんな機能が充実しています。文字に色をつける、フォントの大きさを変える、見出しを設定するなど、直感的に操作できるのもうれしいですね。
Table of Contents Plus
ワードプレスで書かれたブログを読んでいると、「見出し」がついている記事が多いことに気づきます。どうしてもボリュームがたくさんの記事を読むときは、ポイントをかいつまんで把握しておきたいもの。忙しい人たちに読んでいただくには、見出しの生成が必要不可欠です。
このプラグインは、記事の目次を自動生成できます。記事に記述したH1からH6までの見出し用のHTMLタグを基に目次を自動生成します。とても便利なプラグインなので、多くの人に読んでいただくためにもぜひインストールしておきましょう。
※この画像は、目次作成の例です。
アクセスを増やす目的のプラグイン
ワードプレスで作成したブログやホームページへのアクセスには、主に「ソーシャルでシェアされたことによるもの」と「検索エンジンからの流入」の主に二つがあります。SEO対策になるプラグインをご紹介します。
All In One SEO Pack
記事ひとつひとつの投稿に対して、「タイトル」「キーワード」「ディスクリプション」などのメタタグを設定できるプラグイン。ヤフーやグーグルなどで検索される場合の対策としてとても重要。
メタタグ設定以外にも、検索エンジン対策として大事な設定が可能です。たとえば「検索エンジンにインデックスさせたくないページの設定(noindexの設定)」もできます。
Google XML Sitemaps

PubSubHubbub
呪文のような名前のこのプラグインは、googleなどの検索エンジンに、記事の更新情報を素早く伝えるためのものです。およそ数分以内に伝わる仕組みです。通常は、「クローラー」と呼ばれるロボットが全世界中のウェブ情報をクロールして情報を収集してくるのですが、ロボットによるクローリングに頼らない仕組みがPubSubHubbubです。新しい情報を更新した際、ほぼリアルタイムでインデックスされるので、情報を素早く伝えることができます。
設定方法は、プラグインをインストールした後、「設定」ー「PubSubHubbub」のところで行います。最初から2種類表示されていますので、このままでも大丈夫です。(複数設定することも可能)
お問い合わせフォームを簡単に作る目的のプラグイン
Contact Form 7
ブログやホームページとしてワードプレスを活用する場合、なくてはならないのが「お問い合わせフォーム」です。読者とのコミュニケーションツールともいえる問い合わせフォームを作成するには特殊な技術を必要とするため、メールアドレスや電話番号のみを掲載している人も多いはず。しかし、今の時代はそれらの個人情報を不特定多数の人に不用意に公開するのはタブーです。個人であっても、企業であっても「お問い合わせフォーム」を設置するのがもっともおすすめ。
このプラグインは、初心者でも簡単にワードプレスにお問い合わせフォームを設置できるというものです。公式マニュアルも充実しています。
MW WP Form
お問い合わせフォームとして人気なものが「Contact Form7」ですが、それでは物足りなくなってきた場合におすすめしたいのが「MW WP Form」というプラグイン。同じくお問い合わせフォームですが、フォーム入力後の確認画面を設定することができないため、もっとこだわったお問い合わせフォームを作るときには、ぜひこちらのプラグインを使いましょう。自動返信設定や、お問い合わせ完了画面メッセージなど、細かな設定が可能です。
サムネイル画像つきで記事の概要を見やすくする目的のプラグイン
Newpost Catch
ブログやサイトで、文字ばかりだとなんとなく見にくい印象がありますよね。読者の方にパッと一目で概要を掴んでいただくためにも、それぞれの記事のサムネイル画像を見やすく整備しておくことはとても大事。「新着記事」をサイドバーにレイアウトすることはできますが、デフォルトだと文字だけになります。しかし、このプラグインを使えば、サムネイル画像つきで新着記事表示ができるので便利です。
外観 > ウィジェット > Newpost Catchの部分で設定を行えます。
スパムコメントや攻撃から守る目的のプラグイン
SiteGuard WP Plugin
レンタルサーバーなどを利用して、「かんたんインストール」機能などを使って簡単に利用できるようになりつつあるワードプレスですが、初心者さんが増えた反面、セキュリティーについてはあまり深く触れられていないのが実情です。パソコンのウイルス対策はしていても、ワードプレスの攻撃はそれとはまた別物。ワードプレスを始めるなら、まずはセキュリティーのこともお勉強しておきましょう。とはいえ、「難しすぎてよくわからない」という人のために便利なプラグインがあります。
「SiteGuard WP Plugin」は、初心者でも簡単に設定ができるものです。プラグインインストール後、サイドバーに「SiteGuard 」というメニューが出てきますので、そこで設定を行います。ログイン履歴の閲覧や、管理ページへのアクセス制限などを行うことができます。
著作権フリーの画像を簡単・便利に利用する目的のプラグイン
ワードプレスでブログを書いたり、サイトを作っていると、「ここに見栄えがする画像を挿入したいなあ」と思うことがありますよね。自分で撮影した画像があれば便利ですが、イメージ画像として使いたい場合や、アイキャッチに使いたい場合など、「きれいでかっこいい画像」をたくさん準備しておくのは難しいものです。とはいえ文章ばかりではなかなか読んでもらうことも難しいので、通常はフリー素材集などから画像を探し出してサイズを調整して掲載する、という流れになります。この部分に時間と労力を使っている人も多いはず。そんな方におすすめのプラグインをご紹介します。
Pixabay Images
パブリックドメインの写真素材やクリップアート素材を無料で利用可能なプラグイン。クリエイティブ・コモンズゼロ(CC0)や、パブリックドメインライセンス(PD)の写真ばかりなので、商用利用も可能です。日本語検索にも対応しているので、「公園」「海」など、キーワードを入力することで目的の画像を探せます。なんといっても、ワードプレスの記事作成画面で、画像探しから挿入までの作業を完結できるのがうれしいですね。
<Pixabay Imagesの具体的な使い方>
プラグインをインストールすると、このように記事作成画面に「picabay」という緑のボタンが出現します。このボタンを押すと、キーワードを入れる場所が出てきますので、たとえば「バラ」と入れて「Search」を押してみましょう。日本語にも英語にも対応しています。
好みの画像が見つかったら、その画像の上にマウスを持っていくと、挿入するサイズを選択できます。
たとえばここでは「640×606」を選びました。すると次のような画面になります。
ここで画像の代替テキストや説明、リンク先を設定するなど、細かな指定が可能です。設定が終われば、一番下にある「投稿に挿入」といボタンを押します。
すると、このように記事作成画面に画像が入ります。プラグインとして使うことで、ワードプレスの中で画像探しから画像挿入までが完結するというのが便利でうれしいですね。一気に記事作成作業がはかどること間違いなし。
まとめ
ワードプレスを始めたばかりの初心者の人に特におすすめなプラグイン10選をご紹介しました。まず最初は書くことでいっぱいになってしまい、アクセス対策や見栄えなどは後回しになりがちですが、ワードプレスを活用して記事を書く最大の目的は「ひとりでもたくさんの人に記事を読んでいただき、そこに表示されている情報を役立てていただくこと」です。
そのためには最初からプラグインをうまく活用して効率よく記事を作成し、読者の方に見やすくわかりやすい情報をお届けしたいものですね。

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