

SONYの新機種、Xperia XZ2とXperia XZ2 Premiumをご紹介します。相変わらずの高性能ぶりで、ツッコミどころが何もありません。従来のXperiaシリーズからもともと高機能だったディスプレイやカメラに、さらに磨きがかかった仕上がりとなっています。
ここでは、Xperia XZ2、Xperia XZ2 Premiumそのものと、3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で実際に購入する時の月額、キャンペーン情報などを紹介していきます。
1.Xperia XZ2のスペック
では早速、XperiaXZ2の方から見ていきましょう。主なスペックは下表の通りで、Xperiaシリーズのハイスペックぶりは健在です。どんな用途にも安心して使うことができます。
カラー | リキッドブラック、リキッドシルバー、ディープグリーン (ドコモ・auのみ)アッシュピンク |
|
サイズ(高さx幅x厚さ) | 約153mm×約72mm×約11.1mm | |
重量 | 約198g | |
OS | Android™ 8.0 | |
CPU | 2.8GHz(クアッドコア)/1.8GHz(クアッドコア)オクタコア | |
メモリ | 内蔵(ROM/RAM) | 64GB/4GB |
外部 | microSD/microSDHC/microSDXC(最大400GB) | |
ディスプレイ | 約5.7インチ トリルミナスディスプレイ® for mobile/フルHD+:2160×1080 | |
カメラ | メインカメラ | Motion Eye™カメラシステム 有効画素数約1920万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS® for mobile |
フロントカメラ | 有効画素数約500万画素 裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R® for mobile |
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撮影サイズ | 静止画(ドット) | メイン 5056×3792/フロント 2592×1944 |
動画(ドット) | メイン 3840×2160(4K)/フロント 1920×1080 | |
電池容量 | 3060mAh | |
連続通話時間 | GSM:720分/3G:1840分/LTE:2010分 | |
連続待受時間 | GSM:615時間/3G:650時間/4G:600時間/4G LTE:620時間 | |
外部接続 | Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth® | ver.5.0 | |
外部デバイス/その他 | USB Type-C™ | |
付属品 | USB Type-C™-3.5φ変換ケーブル(TVアンテナ機能付) | |
テザリング | 〇 | |
テレビ(フルセグ) | 〇 | |
おサイフケータイ® | 〇 | |
緊急速報メール | 〇 | |
Wi-Fi対応 | 〇 | |
VoLTE | 〇 VoLTE(HD+) | |
ワイヤレス充電 | 〇 |
1-1.Xperia XZ2の特筆すべきところ
XperiaXZ2の特筆すべきところを簡単に説明します。ここでは数字的なことはさておき、見た目や感覚面・操作面でのお話を中心にしていきます。
サイズ・重量:縦長→持ちやすい!
XperiaXZ2は横幅の割に縦が長く、細長い形をしています。画面サイズや重量も含め、他のスマホと比べてみましょう。
画面(インチ) | 縦(mm) | 幅(mm) | 厚み(mm) | 縦横比 | 重量(g) | |
---|---|---|---|---|---|---|
Xperia XZ2 | 5.7 | 153 | 72 | 11.1 | 2.13 | 198 |
Xperia XZ1 | 5.2 | 148 | 73 | 7.4 | 2.03 | 156 |
iPhone X | 5.8 | 143.6 | 70.9 | 7.7 | 2.03 | 174 |
iPhone8 Plus | 5.5 | 158.4 | 78.1 | 7.5 | 2.03 | 202 |
iPhone8 | 4.7 | 138.4 | 67.3 | 7.3 | 2.06 | 148 |
iPhone SE | 4.0 | 123.8 | 58.6 | 7.6 | 2.11 | 113 |
こうやって比べてみると、確かに縦長です。ちょうど、Xperia XZ1の幅そのままで、縦に延ばした感じです。縦長だと、どういうところがいいのでしょうか。
まず、「大きさの割に持ちやすい」と言えます。幅が狭いので、握りしめやすくなっています。最近のスマホは大型で、手に持て余す感を覚える方も多いのではないでしょうか。Xperia XZ2も大型の部類にはいりますが、縦長のおかげで、大きい割には持ちやすくなっています。
また、スマホではSNSやWebページなど、頻繁にスクロールさせるものを見る機会が多いですね。縦に長いことでスクロール回数が減り、全体を見渡しやすくなります。
厚みが大きいのは、中央部に丸みがあるというXperia XZ2独特のデザインによるものです。全体的に分厚いわけではありません。このあたり、次をご覧ください。
デザイン:アーチ形状の美しいフォルム
従来のXperiaシリーズは直線的なデザインが主流でしたが、Xperia XZ2は大きく変化しました。上の画像からわかるように、背面がラウンド形状となっています。これは他社のスマホでもよくみられるもので、持ちやすさを重視したものです。先に話した縦長と相まって、より扱いやすくなったといえるでしょう。
光や角度により表情を変える4つのカラー
Xperia XZ2のカラーは4種類。これらは従来のXperiaシリーズを踏襲しているといってもよいでしょう。いずれも大人な感じの、落ち着いたカラーです。
最近のスマホのトレンドの一つに「ガラスコーティング」というものがあります。Xperia XZ2もその例に漏れず、ガラスコートされていてつややかです。ガラスコーティングされていると、光の当たり方で見え方がいろいろ変り飽きません。また、傷がつきにくいという利点もあります。ケースに入れるのがもったいないですね。
なお、「アッシュピンク」はドコモ、auのみ用意されていて、ソフトバンクにはありませんのでご注意ください!
ディスプレイ便利機能(1):片手モード
私事で恐縮ですが、筆者は大きなスマホがあまり好きではありません。一番の理由は「片手で操作できない」ことです。ものぐさな筆者は、すべての操作を親指一本で済ませたい派です。
ところが、Xperia XZ2はそんな心配がありません。スワイプ一つで画面を縮小することができます。これなら簡単に片手操作できそうです。
ディスプレイ便利機能(2):2つのウインドウを同時に表示
SNSなどやっているとき、どこかのページのリンクを相手に送ることがよくあると思いますが、画面をいちいち切り替えるのが面倒ですね。ところが、Xperia XZ2は二つの画面を同時に表示できます。上の画像のような使い方ができて、とても便利です。Xperia XZ2の「縦長」という特長が、ここでも活かされます。
カメラがすごい(1):世界初!4K HDR動画撮影
Xperia XZ2は世界初(2018年5月時点)の「4K HDR動画撮影」対応です。4Kと言う言葉は最近よく聞きますがHDRって?”High Dynamic Range”の略らしいですが、何のことなのでしょうか。
映像の美しさや再現度を決める要素として重要なものに「色域(どれだけたくさんの色数があるか)」と、解像度(画面の細かさ)があります。これらは昔から絶え間なく性能アップされてきました。
一方、色の「明るさ」(輝度)についてはこれまであまり取りざたされていなかった感じがあります。HDRとは、この「明るさ情報」をより細かく、バリエーション豊かに再現する技術です。
輝度を細かく感知・操作できるおかげで、例えば夜景などの暗いところでの撮影でもメリハリが効いた動画や写真を撮ることができます。
カメラがすごい(2):Motion Eye™カメラシステム
Xperia XZ2のカメラの高性能ぶりを発揮する原動力となっているのが「Motion Eye™カメラシステム」です。繊細な色調や一瞬の動きを見逃さず高精度でとらえることができます。
Motion Eye™カメラシステムをはじめとするSONYの技術により、Xperia XZ2は下記のようなカメラ機能が実現しています。
- スーパースローモーション:960コマ/秒
- 先読み撮影:シャッターを押す前からの画像4枚分を自動保存
- オートフォーカス連写:最大10枚/秒
- カメラ高速起動・撮影
- おまかせオート
- インテリジェントアクティブモード:手ブレ防止
- シャッタースピード調整:13段階
- フォーカス調整:ピントを自由にコントロール。プロが撮った写真のような、一か所にピントを合わせて周りをぼかすといった撮影ができる
サウンド:もはやXperiaスタンダード
サウンド関連はもはやXperiaスタンダードといってもよいものです。目新しいものはありませんが、安心の高機能ぶりです。
- ハイレゾ対応
- フロントステレオスピーカー:Xperia XZ1と比べ、音量20%アップ
- S-Forceフロントサラウンド™:立体感のある音を再現
電池関係:かしこい電源マネージメント+ワイヤレス充電
性能がいくら優れていても、肝心な時に充電不足では意味がありません。Xperia XZ2は、その辺への配慮も抜かりありません。
いたわり充電
ユーザーの充電習慣を学習し、バッテリーに負担のない充電スケジュールで充電する機能です。これはバッテリーの長寿命化に貢献し、2年使っても劣化しにくくなっています。
STAMINA™モード
STAMINA™モードをONにすると、バッテリー残量や使用状況に応じてバッテリーが長持ちするよう、Xperia XZ2が上手に電源をコントロールします。単なるモード切替だけでなく、細かい設定も可能。現在の使用状況から、電気切れ予想時間さえもわかってしまう親切さです。
「やばい電池切れしそう!」という時、助かります。
ワイヤレス充電
Xperia XZ2は、Qi(チー)という国際規格に準じたワイヤレス充電に対応しています。iPhoneも8からQiに対応したこともあり、今後は公共施設やカフェなどへの充電マット普及が加速しそうです。どこでも充電でき、より便利になりそうです。
2.Xperia XZ2 Premiumのスペック
Xperia XZ2 Premiumは2018年夏発売予定の、Xperia XZ2の上位機種となります。とはいえ、スペック的なことは非常に似ていますので、ここではXperia XZ2と異なる点のみ紹介します。
2-1.Xperia XZ2との違い
相違点のみ表にしてみましたのでご覧ください。ここに載せていない項目は、Xperia XZ2/Xperia XZ2で全く同じです。
Xperia XZ2 | Xperia XZ2 Premium | ||
カラー |
リキッドブラック、リキッドシルバー、ディープグリーン | クロムブラック、クロムシルバー | |
サイズ(高さx幅x厚さ)
|
約153mm×約72mm×約11.1mm | 約158mm×約80mm×約11.9mm(暫定値) | |
重量 | 約198g | 約234g(暫定値) | |
内蔵メモリ(RAM) | 4GB | 6GB | |
ディスプレイ | 約5.7インチ トリルミナスディスプレイ® for mobile/フルHD+:2160×1080 | 約5.8インチ トリルミナスディスプレイ® for mobile/LCD(4K):2160×1080 | |
カメラ | カメラシステム | Motion Eye™カメラシステム | Motion Eye™Dualカメラシステム |
メインカメラ1 | 有効画素数約1920万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS® for mobile |
有効画素数約1920万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー(カラー) Exmor RS® for mobile | |
メインカメラ2 | (なし) | 有効画素数約1220万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー(モノクロ) Exmor RS® for mobile |
|
フロントカメラ | 有効画素数約500万画素 裏面照射型CMOSイメージセンサー Exmor R® for mobile |
有効画素数約1320万画素 裏面照射積層型CMOSイメージセンサー Exmor RS® for mobile |
|
撮影サイズ:静止画 | メイン | 5056×3792 | ←〃 |
フロント | 2592×1944 | 4160×3120 | |
電池容量 | 3060mAh | 3400mAh |
こうやって見てみると、最も違うところはディスプレイとカメラですね。ということで、Xperia XZ2 Premiumのカメラをご紹介します。もはや、スマホの領域を超越しています。
違い(1):4K+HDR対応ディスプレイ
Xperia XZ2 PremiumのディスプレイはHDRに加え、4Kにも対応しています。フルHDのXperia XZ2と比べ画素の密度が4倍となっていて、より緻密な映像を表示できます。
4K+HDR動画を撮ることができるスマホは他にもありますが、「再生」できるスマホは、今のところXperia XZ2 Premiumだけです。
違い(2):他社とは違う「デュアルカメラ」
Xperia XZ2 Premiumのメインカメラは「デュアルカメラ」です。デュアルカメラ搭載スマホはiPhone7、8、Xなど、これまでもありました。ですが、Xperia XZ2 Premiumのデュアルカメラは、そのコンセプトが他とは違います。
これまでのスマホに搭載されていたデュアルカメラは、「広角レンズ」と「望遠レンズ」の組合せが主で、望遠撮影ができる、というものでした。
Xperia XZ2 Premiumのデュアルカメラは、一方が「カラーセンサー」搭載で、もう一方は「モノクロセンサー」搭載となっています。カラーセンサー側では「色の情報」、モノクロセンサー側では「輝度情報」を扱います。
このことにより、従来のスマホでは考えられなかったレベルの、一眼レフカメラに匹敵する超高感度な撮影が可能となりました。色彩の豊かさはもちろん、明暗の区別もしっかりできるので、暗所での撮影もお手のものです。
3.3キャリアでの違い
Xperia XZ2シリーズは、いわゆる3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で入手できますが、それぞれで微妙に異なります。
周波数帯域などの、キャリア特有のものも確かに違うのですが、この辺はユーザーが意識する必要はほとんどありませんので、それ以外の違いについてご紹介します。
3-1.(Xperia XZ2)カラー
ソフトバンクだけ、カラーの品揃えが異なります。
- ドコモ:リキッドシルバー、ディープグリーン、アッシュピンク、リキッドブラック
- au:リキッドシルバー、ディープグリーン、アッシュピンク、リキッドブラック
- ソフトバンク:リキッドシルバー、ディープグリーン、リキッドブラック
ソフトバンクには、「アッシュピンク」がありません。
3-2.取り扱い機種
これもまた、ソフトバンクだけ異なります。
- ドコモ:Xperia XZ2、Xperia XZ2 Premium
- au:Xperia XZ2、Xperia XZ2 Premium
- ソフトバンク:Xperia XZ2のみ
現ソフトバンクユーザーで、Xperia XZ2 Premiumが欲しい方は、今のところMNPするしか方法がありませんが、Xperia XZ2 Premiumは2018年夏頃発売予定なので、今後予定が変わるかも知れません。今は様子見しましょう。
3-3.月額
みなさん一番気になるところは、やはりここでしょうか。単純に月額比較しようにも、ショップの事情やキャンペーン、キャリアポイントの保持具合でいろいろと変化します。ですので、ここではシンプルな条件を設定し比較してみました。みなさんの状況によっては、この通りにはならないかも知れませんのでご了承ください。
【条件】
- 機種変更またはMNP(番号そのままでキャリアのりかえ)
- 機種はXperia XZ2
- 2年契約、24回払い
- 下取りなし
- 通話プラン:通話制限(1回5分まで)あり
- データ容量:5G/月
- キャンペーン、オプション、キャリアポイントは考慮しない
最近はLINE電話などを使うケースが増えてきたと思うので、通話プランは抑え目(通話制限あり)としています。また、Wi-Fiをそこそこ使える環境(自宅にある等)として、データ容量は5Gとしています。Wi-Fi併用で普通の使い方なら、このあたりが妥当かと思います。
そういえば、各キャリアのプランは「名前が違うだけで内容は大して変わらない」とか、「税込/税抜表示が各キャリアでまちまち」とかで、比較しようにも訳が分からないってこと、ありませんか?
このたび、横並びにすることでその辺もハッキリさせましたので、ご参考になさってください!なお、表示価格はすべて税込でそろえています。
機種変更
まずは3キャリアでの「機種変更」の場合を見てみましょう。どのキャリアも似たり寄ったりというか、通話・通信系の料金がここまで横並びだったとは…。改めて驚きました。
ドコモ | au(データ定額) | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
機種代金 | ¥3,942 | ¥3,960 | ¥4,280 |
月々の割引 | 月々サポート: ¥-1,944 | 毎月割: ¥-1,656 | 月月割: ¥-1,800 |
通話基本料金 | カケホーダイライト: ¥1,836 | スーパーカケホ: ¥1,836 | スマ放題ライト: ¥1,836 |
インターネット接続料 | ¥324 | ¥324 | ¥324 |
データ使用料 | ベーシックパック(5G): ¥5,400 | データ定額5: ¥5,400 | データ定額(5G): ¥5,400 |
合計月額 | ¥9,558 | ¥9,864 | ¥10,040 |
筆者としては各キャリアで使っている用語の対応づけができ、なんだかスッキリしました(笑)。
MNP(番号そのままでキャリアのりかえ)
続いて「MNP」(番号そのままでキャリアのりかえ)を見てみましょう。機種変更に比べるとなにかと手間のかかるMNP、見返りがあるとよいのですが…
ドコモ | au(データ定額) | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
機種代金 | ¥3,942 | ¥3,960 | ¥4,280 |
月々の割引 | 月々サポート: ¥-2,646 | 毎月割: ¥-1,656 | 月月割: ¥-3,600 |
通話基本料金 | カケホーダイライト: ¥1,836 | スーパーカケホ: ¥1,836 | スマ放題ライト: ¥1,836 |
インターネット接続料 | ¥324 | ¥324 | ¥324 |
データ使用料 | ベーシックパック(5G): ¥5,400 | データ定額5: ¥5,400 | データ定額(5G): ¥5,400 |
合計月額 | ¥8,856 | ¥9,864 | ¥8,240 |
機種変更とは一変、ソフトバンクが最安値となりました。なお、機種変更と異なる箇所のみ赤字にしたのですが、auは何も変わっていません。auへMNPしても、メリットなし…?おそらくauは、次に紹介する「ピタッとプラン」をイチオシしているのでしょう。
au・ピタッとプラン(スーパーカケホ)
最後に、auの「ピタッとプラン(スーパーカケホ:通話1回あたり5分まで無料)」を見てみましょう。
これは、「データの使用量に応じて、月額が段階的に変わる」というプランです。データ定額プランとは全く異なる料金体系となっており、同じ表に並べられませんので別にしています。
右に行くほど、データをたくさん使ったということになります。プランの性格上、契約に「何Gまで」という項目はありませんので、すべて載せました。ちなみに、上限は20G/月です。
機種代金 | ¥3,960 | ¥3,960 | ¥3,960 | ¥3,960 | ¥3,960 |
スマホ応援割 | ¥-1,000 | ¥-1,000 | ¥-1,000 | ¥-1,000 | ¥-1,000 |
データ使用料+通話基本料 | (0~1G)¥3,480 | (1~2G)¥4,480 | (2~3G)¥5,480 | (3~5G)¥6,480 | (5~20G)¥7,480 |
合計月額 | ¥6,440 | ¥7,440 | ¥8,440 | ¥9,440 | ¥10,440 |
なお、先のデータ定額プランで、auは機種変更とMNPで月額に変化なしでした。ピタッとプランでもここは同じで、機種変更とMNPで、料金的な違いはありません。
ピタッとプランは日ごろの節約が即響いてくる、とてもよいプランです。ですが、3~5Gのライン(赤字)になってしまうと、他キャリアに負けてます…Wi-Fi併用でも5G近辺は普通に到達してしまうので、ちょっと微妙な感じがします。
auピタッとプラン(シンプル)というプランにすれば、上表から500円程度安くなりますが、通話料が完全従量制(20円/30秒)となります。5分話せば200円かかるので、500円程度の差なんてあっという間に消し飛びます。
Xperia XZ2 Premiumでの月額は?
Xperia XZ2 Premiumの月額は、auでは未発表であることと、上表の「機種代金」と「月々の割引」を置き換えればだいたいわかることから、詳細は省略させていただきます。
2018年6月現在、ドコモのHP上では機種代金¥4,698、月々サポート:¥-1,890となっています(24回払い)。
3キャリアの月額まとめ
一言でいうと「似たりよったり」です。どこかが劇的に違うということはありません。
細かいところで見ると、
- auは機種変更もMNPも変わらない
- ソフトバンクは機種変更が高め、MNPでは3キャリア中最安
- とにかく高いというイメージがあったドコモが、意外とそうでもない
ということがわかりました。3.は個人的な感想ですが、かなり意外でした。ソフトバンクは機種変更に対して、(金額的に)冷たいというイメージを持っていましたが、それはその通りみたいです。auのピタッとプランはWi-Fiメインで、外でのデータ通信はめったにしないという方には、月額を抑える手段として有効かなと思います。
ソフトバンクで機種変更するくらいなら、auかドコモへMNPしたほうがよさそうです。Xperia XZ2に限って言うと、「アッシュピンク」が選べるようになりますしね!
3-4.キャンペーン
Xperia XZ2/XperiaXZ2 Premiumを入手する時、3キャリアから「正攻法」で購入した場合は、どこも似たり寄ったりだということがわかりました。差を付けるなら、キャンペーンをうまく使うのがよさそうです。
各キャリアで展開しているキャンペーンを、簡単にご紹介します。
ドコモのキャンペーン
家族まとめて割
同一シェアグループ内で対象機種を2台以上購入+「シェアパック」への加入で、最大5,184円の還元です。現在のところ、Xperia XZ2は対象機種に指定されていますが、Xperia XZ Premiumは不明です。発売されたら加わるかもしれませんね!期待しましょう。
シェアパックとは、一定量のデータを家族で分け合う契約形態のことで、内容は下表の通りとなっています。
パケットパック名称 (利用可能データ量) |
月額定額料 | 利用可能データ量シェア可否 | パケット繰越可否 | ずっとドコモ割(15年以上) |
ウルトラシェアパック100(100GB) | 25,000円 | ○ | ○ | -2,500円 |
ウルトラシェアパック50(50GB) | 16,000円 | ○ | ○ | -1,800円 |
ウルトラシェアパック30(30GB) | 13,500円 | ○ | ○ | -1,200円 |
シェアパック15(15GB) | 12,500円 | ○ | ○ | -1,200円 |
シェアパック10(10GB) | 9,500円 | ○ | ○ | -1,000円 |
シェアパック5(5GB) | 6,500円 | ○ | ○ | -800円 |
下取りプログラム
Xperia XZ2/Xperia XZ2 Premiumを購入する際、今使っているスマホ(iPhone・Android問わず)やタブレット、ガラケーを下取りに出すと、下取り機種に応じたdポイントがもらえます。査定額は下がるものの、画面割れ品でも買い取り対象としてもらえます。
auのキャンペーン
下取りプログラム(機種変更・乗りかえ)
家族ナツ得
2018年6月1日~8月31日までの期間限定キャンペーンです。家族でスマホを2台を以上購入すると、「機種変更ユーザー」かつ「キャッシュバック対象機種」のみ、一台あたり7,000円分のキャッシュバックをもらえます。
キャッシュバック対象機種には限りがありますが、Xperia XZ2/Xperia XZ2 Premiumともに、キャッシュバック対象です!
注意点としては、
- 「MNP」ユーザーは、キャッシュバックなし
- キャッシュバックはau WALETTプリペイドカードへ入る
- 同一の家族割に加入完了していること
です。
1.は、機種変更1人+MNP1人の場合、キャッシュバック額は14,000円分ではなくて7,000円分になる、ということです。2.は、このキャンペーンを受けるにはau WALLETプリペイドカードの所有が必須であることを意味します。
なお、キャッシュバック対象機種以外のスマホは「台数カウント」には入れてくれますが、キャッシュバックの対象とはなりません。
アップグレードプログラムEX
Xperia XZ2/Xperia XZ2 Premium購入時、
- 「アップグレードプログラムEX」への加入
- 48回払いで契約
- auピタッとプランまたはauフラットプランで契約
を満たすと、2年後に機種変更する際、25~48回目の支払いが無料となります。実質、機種代金が半額となるキャンペーンです。
ただし、2年後に再びアップグレードプログラムに加入しないと、無料になるはずの25~48回目のXperia XZ2/Xperia XZ2 Premiumの支払いが復活してしまいます。「ずっとau」を続けることが前提のキャンペーンです。
ソフトバンクのキャンペーン
半額サポート for Android
Xperia XZ2の機種代金が340円/月(MNP)または1,240円/月(機種変更)となるチャンス!
大幅割引が期待できるキャンペーンと言えますが、縛りはなかなかキツイものとなっています。主なものを挙げると、こんな感じです。
【適用条件】
- Xperia XZ2をはじめとする対象機種を、48回払いで購入すること。
- Xperia XZ2の次の機種変更(25か月目以降)、Xperia XZ2をソフトバンクへ返却すること。
- この機種変更時、「半額サポート for iPhone」、「半額サポート for Andorid」または「機種変更先取りプログラム」に継続加入すること。
- このとき選択できる機種は、ソフトバンク指定の機種のみ。
1.と2.は特に問題ありませんが、「ん?」と思ってしまうのは3.と4.。
3.は「ずっとソフトバンクを続けないと半額にはならないですよ」ということです。25ヶ月目で解約してしまうと、25~48回目の支払いが復活し、半額はなかったことになります。
4.は、これから2年後の機種までソフトバンクに決められてしまうということになります。おそらく、その時の主流モデルは選べると思いますが、対象外の機種が欲しくなってもガマンしなきゃいけないです。ちょっと抵抗ありますね。
下取りプログラム(機種変更・のりかえ)
Xperia XZ2への機種変更・MNPを問わず、今使っているスマホをソフトバンクへ下取りに出すと、下取り機種に応じた割引が受けられます。引取り額は他キャリアの例に漏れず、AndroidよりiPhoneの方が高めです。アイコン上では「40,800円」「実質0円」といった派手なキャッチが目を引きますが、条件が整わないとこうはならないので注意しましょう。
4.まとめ
SONYの最新機種、Xperia XZ2とXperiaXZ2 Premiumと、3キャリアでの料金、キャンペーンについてご紹介しました。「スマホ優等生」のイメージが強いXperiaシリーズ。Xperia XZ2、Xperia XZ2 Premiumでもそれは変わっていません。文句なしの優秀機種と言えます。どんな用途にも確実に応えてくれるはずです。
Xperiaというと、「確かにすごいが、一般ユーザーにはイマイチわかりづらいグレードアップ」が多いイメージがありましした。ですが、Xperia XZ2の縦長サイズやXperia XZ2 Premiumのデュアルカメラ、両機共通の二画面表示、ラウンドボディなど、わかりやすいアップグレードも増えています。
Xpreia XZ2も十分に高性能ですが、カメラやディスプレイへのこだわりが強い方へは、Xperia XZ2 Premiumをおすすめします。夏まで待たねばなりませんが、待ってみる価値は十分にあると言えます。
購入に際しては3キャリアのいずれで、というケースがほとんどでしょう。月額低減目的のMNPならソフトバンクがベストですが、機種やカラーの制限が増えます。
キャンペーンやキャリアポイントをうまく使えば機種変更でも充分なことも多いので、事前の検討が大事だと思います。

販売店比較早見表
店舗名 |
詳細 |
『おとくケータイ 乗り換えキャッシュバック最高額を保証してくれます |
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ソフトバンクショップ, auショップ, ドコモショップ |
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